冬
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火鉢でかきもち
冬には火鉢が活躍します。
古いおんぼろ木造家屋の良いとこは、風通しの良いこと、
(単に隙間風が入るというだけのことですが・・・)
CO中毒になりにくい
晩が「しん」としてくると、かきもちを焼きたくなります。
炭の隙間を一寸広げて今夜も焼きましょう。
はるばる遠くから贈って頂いたかきもち
こんがり・香ばしいおしょうゆの香が居間いっぱいに
あーほっこりーー
節分近し 吉田山 吉田神社
もうすぐ立春、節分
京都の節分のお参り定番は吉田神社か壬生さんが多数派です・・・
節分には、昨年戴いたお守りや。神社のお札さんを納め
焼いてもらうのです。(期限切れと言うと変ですが)
節分当日でも良いのですが、当日は“きものさんぽみち”連であちこちはしごする予定。
なので早めに古札納めだけ済まそうと思い立ってのことです。
神社では、節分に収められる大量の古札を燃やす為の
隕石の落ちた後のような大きな穴が掘られていたり、
案内板・電気配線工事など準備作業でばたばたしていましたよ。
お札も納めたし、一寸散策と山頂まで。
吉田山は、あちこちから登れます。
その一つは吉田神社から。
山頂には「茂庵」という古民家がカフェになっていて、
古ガラスの、微妙にゆがんだ窓越しに京都の町が見渡せます。
大文字の「船」「左大文字」など一望です
10年ほど前は貸し会場で、ヨガの会やインド楽器バンスリ(竹笛)の
コンサートで何度か行った事がありますが、いまはテーブルが幾つも置かれ
趣の有るカフェでした
茂庵の周りにはお茶室が幾棟かありお茶のお稽古や月釜が開かれています。
草履でも問題なく登れますよ。
吉田山へのふらりと散策、お薦めです。
山伏、公園に集結
今日お使いの帰りに目撃しました!
近所の公園に山伏さんがたが20人ほど集結中。
寒行の出発前だったようです・・・・
毎年寒の入りと共に
聖護院所属の山伏さん方が、街中の信者さんや知り合いの家を
お経を上げながら回ります。
大寒も過ぎ、節分=立春 まで一年中でいちばん寒い日が続きます。
粕汁やおでん、豚シャブやお鍋をの献立を毎日でも・・・
うがい・手洗いも肝要!
お風邪など引かれませんように
丑歳の小豆粥
“きものさんぽみち”では、女正月といわれる小正月に
小豆粥を戴く会を恒例にしています
今年もおいしーい小豆粥のお祝膳をみんなで囲みました。
小豆粥やご馳走・蛤型のご馳走麩(麩嘉に特注)の入ったしろ味噌のお吸い物など
もう一回お正月が来たようなお献立。
お腹がいっぱいになったら、花びら餅でお抹茶を点てましょう・・・
その後はお遊びの時間です。
投扇興も“きものさんぽみち”の定番。
最初はおしとやかに、だんだんと本性(?)発揮の大騒ぎも何時も通りの楽しい時間
最後に百人一首の箱を出しました。
みんな一瞬引いた感ありでしたが、「ボーズめくり」をと言うことでほっ
蝉丸ルールで、もう一回大騒ぎ!
着物でお正月遊びの一日でした。
小正月 小豆粥
今日は小正月いよいよ松の内も終わりです。
門松や輪飾り玉飾りなど取り払って柳丸橋も使い終わります・・・
小正月のお祝い食は、小豆粥
朝から小豆を茹で、茹で汁のきれいな内にボールにとりわけ
お湯を足しながら柔かく九分どうりになったところで
御米をかし、茹で汁と小豆(玉じゃくしに2~3杯)、塩少々
でお粥を炊き始めます。
沸騰したら火を弱め中火または弱火で水分がそこそこ無くなるまで炊き続けます
普段のお粥より多い目の水分がポイント。
仕上がる一寸前に丸餅をいれ柔らかくなったら蒸らして出来上がり。
『さぁ お祝いやす』
きものでお正月! 子供の着物
今年のお正月の子供達の着物姿です
姉は久留米絣に大叔母さんの綿入れ羽織
妹はウールアンサンブル
両人とも、去年から5cm以上背が伸びました。
年末に身丈(後ろ首のぐりぐりから足首のぐりぐりまで)と
裄(ゆき:首のぐり〃から手首ぐりぐりまで)
を子供の母とメールやり取りし、縫い上げ(揚げとも言います)を伸ばしておきました。
ちゃんとお澄まししてポーズをとるようになった妹に、大きくなったなぁとおもいます。
お一日、お福茶・お屠蘇・お雑煮を祝った後、さっそく初詣に出発
みぞれ混じりの冷たい日でした。
毛糸の帽子・手袋・綿入れの羽織を重ね着
完全装備で傘を差し、いざGO-
行き先は先日のブログでご紹介の、菅原院天満宮(烏丸下立売り)
顔見世2008
2008年の顔見世もまた見て来ました、勿論着物でいきました!
同行者の衣装は三者三様
・かわいく紬着物に朱総絞り羽織(絞の羽織はあったかく、昔から冬一番のお薦めアイテム)
・渋いめくら縞に大胆な浮世絵大首絵染め帯。
大波をモダンに配した羽織。その肩裏は、大首絵帯に合わせた凝ったもの
・縞着物に黒地に折り鶴の羽織
衣装がぴしっと決まって、良い気分で乗りこんだ顔見世。
ちょうどお隣の席に舞子さんが、招き看板のかんざしで座ったはったのです。
なんと!その簪のサインが海老蔵さんでした。
華やかな劇場には満足でしたが
今回の顔見世は歌舞伎通にはかなり不評だったようです・・・(同感)
最後とその前の演目の配役がかぶるし、特に源氏物語はあまりに歌舞伎らしくなく、
終わったとき、劇場内が「唖然」として「これで終わり?」と思った人が
一杯いるなぁという雰囲気が濃く漂っていました。
毎年歌舞伎の顔見世を楽しみにしている人も、
玉三郎と海老蔵を出しとけば良いやろう・・・といわんばかりだと、怒っていましたよ・・・
今年の師走には、もっと歌舞伎らしい演目をずらっと並べてさすが!と言わせてほしいっ
初詣 石清水八幡さん
京阪沿線の八幡市駅の「石清水八幡宮」へ“きものさんぽみち”にみんなと初詣に行ってきました。
男山山頂に神社があり京阪の駅からケーブルかーにのってお参りします。
日本の三大八幡の一つ。規模も大きく、歴史もある立派な神社です。
京都の裏鬼門を守る王城守護の神さんで、昔から京都の人々が良くお参りします。
9月には魚や鳥を野に放す「放生会」という名高い大きなお祭が行われる事も良く知られています。
叉第2次大戦の時には武門の神様と言うことや男性の厄除けの神さんということから
出征兵士が無事戻れるようお参りする人が絶えず、見送る家族のつらい思いなど
戦争はいやな事ばかりやったと亡くなった母がいつも話していました。
さて、話はともあれ4日は晴れ、暖かい初詣となりました。
乗って5呼吸もしたら、アラもう到着!と言うケーブルカーでした。
神妙に参拝し、巫女さんの舞で清められた御神矢を頂き
帰りは表参道を10分ほど下りました。ケーブルに乗らずきばって登ってくる人が
はぁはぁと汗一杯でしたよ・・・ (達成感有るのやろなぁ)
八幡さんの近辺には、松花堂庭園や安居橋(太鼓橋)があり
ほっこりには八幡「走井餅」・の門前茶店があり、
お疲れ休めの甘いお餅が美味しかったですよ。
「徒然草」に『何故みんなは山へ山へと登って行ったのか?』
と、肝心の山頂の本殿にお参りせず、
麓のお社のみお参りした老僧の話ではありませんが
私達には地元のOさんがしっかり案内役!
大きな白い神矢の立てられている本殿にもお参りし、
時代劇そのままの橋(良くロケが行われているそう)も見物し、
茶店の走井餅までしっかり戴けた初詣でした。
暖かいとは言え1月、羽織デビューの人が二人もあって
着心地とっても良く暖かいですと満足満足の着物お出かけの1日でした。
・グレー・糊疋田着物と、二かま市松・紋織り縮緬にお洒落な冷たいベージュに染めた無地羽織。
・濃い緑紬着物に緑ぼかし地色に茶屋辻の縫いの有る羽織。
・更紗着物に、えんじ総絞りの華やかな羽織
・ピンク小花散し友禅に、えんじベルベットの暖かいコート
・ピンク紬着物に、紺地小花友禅の綿入れ羽織と言う面々。
取り合わせがおしゃれでしょう!
初詣 丑 天神さん
京都には天神さんと言う神社が相当沢山あるようです。
“きものさんぽみち”の近所にも菅原院天満宮と言う天神さんのお社が有ります。
(京都御所・烏丸下立売門の向かい側、平安女学院の南隣)
菅原道真がこの邸宅で誕生したと言われ、境内社務所の北に
今でも「菅公御産湯の井」という石碑と井戸があります。
普段全くといっていいほど人気の無い鄙びた神社です。
この元旦、初詣にいきましたところなんと丑の年にちなみおまいりの人がちらほら・・
特設テント内でご祈祷の申込みを書いている人も居られました。
おまけにお守りやお札を授ける社務所まで開かれていてさすがに丑歳と感心しました!
天神さんのお使いは「丑」境内にもちゃんと2体の撫で丑さんが居りました
昨年は「亥」歳でこのご近所護王神社が賑やかでしたが
今年は菅原院の天神さんが賑やかになりそうな・・・
黒豆のお風呂
おせち料理、今年は久しぶりに黒豆を炊きました
アクもしっかり取ったので、これからじっくり弱火で煮込みます
可愛らしい豚さんが黒豆のお風呂に入ってます。
『アーええ気持ち、黒豆やし黒ぶたになるのかしら』とは言っておりません(笑)
(落し蓋もいろいろ有って楽しいですね)
ぶたさんのお風呂の成果で黒々艶々ぴかぴかの甘すぎないのが炊きあがりました!
明日は棒だらとエビ芋を炊こぉ・・・・
師走 事始め 羽織
13日、京都の町は事始め
祇園井上流のお師匠さんへのご挨拶ばかりが注目されていますが
実は一般にも行われる行事だったのです!
永年勤めていた企業から分家する
=商売の元手、有る程度の得意先などを本家から委譲されて
新し店を起こし独立すること
という、昨今の経済状況からは考えられないシステムが有りました。
この分家さんが本家さんに暮のご挨拶に。
また嫁いだ娘が実家になどお鏡餅を納めご挨拶に伺います。
こういう行事が13日「事始め」の大事な慣わしでした。
この日は男性ならば紋付の羽織、女性も小紋などの着物の上に羽織を着て
すこしあらたっまた装いで訪問します。
[型友禅 更紗の羽織 大島紬着物 更紗のお洒落袋帯]
羽織は、近頃のお洒落さん“注目の”アイテムですが、
と同時に大変便利な衣装でもあります。
普段着の小紋友禅や、紬などの織物に
ちょいっと羽織ると「きちんと感」のある改まった衣装に大変身します
一枚羽織ると温かく、洋服で言えばジャケットになるので
よそへお邪魔しても脱いだりしなくて良いのです。
(かえって脱いだりしたら、『いきなり寛ろがはった』と言われますよ)
着物だけで冬の町を歩かれず、羽織などお洒落に重ね
季節にふさわしい温かそうない衣装をお薦めします
天神さん梅園
今年の梅も終わり近くなり、いよいよ桜ですね
先日名残の梅見に天神さんにいったのです。

梅が香に、ほこほこしての帰り道
外国の団体さん一行とすれ違うと、当方2名着物だったので
いっせいにシャッターをパシャパシャされました。
一緒にとリクエストのおじさんまで登場し一時モデル状態

一方的ではおもしろないし、こちらもパシャパシャ!!
これが大うけ、双方爆笑のうち(^.^)/~~~ なんでもイングランドからの一行やそうでした。
今日の二人の着物は、
友禅小紋の小花羽織にピンクの付け下げ・紬名古屋帯
無地調子複雑な緑のいろいろな色目の羽織に葉っぱ模様紬・芥子色無地名古屋帯
梅花祭 北野天満宮
2月25日は、御祭神・菅原道真公の祥月命日にあたり、
その霊を慰める神事と上七軒芸舞妓さんたちの野点が
咲きほころんできた白梅紅梅を背景に華やかに行われました。
時折雪がちらつき、風も刺す様な冷たさの中
“きものさんぽみち”のみなさんと花を添えて来ました(^_^)
野点の会場の梅は大分ほころんでいましたが、梅園の梅は三分咲き。
それでも香は「馥郁」とし、思わず目をつむってしまうほど魅せられます
良い香に心をが鎮まり ほっこりのしたひと時でした。
この日以後、梅がほころぶほどに、春が近づいて来るのです・・・
針供養 法輪寺
2月8日は針供養
京都・嵐山にある法輪寺で、和裁やミシンなど針仕事で折れた針・曲がった針の供養の法要が行われました。“きものさんぽみち”はまいにち着付け練習会をしている中で半襟を付けたり、お母様譲りの短い帯を切り離して結べられるよう直したりいろいろ針仕事もしています。
お世話になっている針に感謝をとお参りして来ました!
折れた針は危ないので、缶やビンにいれ納めてあります。
法輪寺は、『秦氏の昔から工芸技芸を職業とした人々から篤く信仰され
虚空蔵尊像をお祀りしているところから、「十三詣り」の慣わしや裁縫、 服飾、芸術など
技芸の上達を祈願する「針供養」(毎年十二月八日、二月八日)の行事が行われるようになった』
と由来書に述べられています。
法要の中でも「偈」で、皇室で使用された針を供養し、和裁・裁縫の技芸上達を祈願せよとの勅命が
女性の天皇であった元正天皇からあり、そのころからの法要が連綿と続いていると述べられていました。
針供養らしく、和裁や京縫いの関係者が着物で沢山お参りに・・・
境内では、あったかい甘酒をご接待。湯気を見るだけで引寄せられます、
勿論戴きました!さむ風に何よりのご馳走
帰り道の渡月橋の上は本当に突き刺すように寒い風。
お参りの後は、冷えきりました、ならばやはり「湯豆腐」ですね、
天竜寺境内の中にある「西山草堂」であったかーくほこほこになって大満足。
最後は嵐山名物桜餅を買って帰路に着きました。
この針供養は、12月8日にもここ法輪寺で行われます。
どちらも午後1時からの法要はどなたでも参列でき、この時間以外は個別法要をしていただけるようです。
久我神社 初詣
1月15日 小正月
前回の記事でご紹介した小豆粥をいただく日ですが、
16日にかけて、昔は薮入りと言って、お嫁さんや奉公している人たちの
年2回の嬉しい実家へ泊りがけの里帰りの休暇日でした。
松の内の明けるこの日“きものさんぽみち”ではメンバー皆さんと小正月に因んで
小豆粥でお祝い膳を囲んだ後、ご縁の深い上賀茂神社の摂社、飛び地境内『久我神社』
へ初詣に出かけました。
【久我神社】
「延喜式」という、約1千年前に作られた、国がおまつりする神社の台帳に記載されている
大変由緒有る古社です。
場所は京都市北区・旧大宮通と新大宮通の間、玄衣通を少し下がったあたり。
江戸時代の建物も奥ゆかしく、「神寂びた」という言葉にふさわしい深冷な境内は
大変好もしい雰囲気で、お参りする人が自然と身を慎み拝礼するような神社です。
ここに“きものさんぽみち”のメンバー13名があでやかに着物でお参りしました。
可愛らしくこじんまりとした本殿・拝殿に艶やかながら厳粛にお祓い、
ゆっくりと大変判りやすい言葉による祝詞、頭上から降る様な鈴の音によって神様のご守護も授かり
この1年が心豊かに過ごせる確信を皆揃ってお受け出来たこの上ない初詣でした。
【御祭神】
賀茂建角身命(かもたけつのみのみこと)とその娘さん玉依日売(たまよりひめ)。
賀茂建角身命は、神武天皇・東征の時、和歌山から上って来る際、八咫烏(やたがらす)に変身し、
皇軍を導き賊徒の平定にも功が有ったので、 のちに山城国をもらわれ、この地に居を定めて
国土の開発、興業を起し京都盆地の祖となられました。
加茂川の川上から流れてきた丹塗矢を、賀茂建角身命の娘「玉依日売(たまよりひめ)」が
拾い上げ床に置いたところ懐妊し、それで生まれたのが上賀茂神社の祭神
「賀茂別雷命(かものわけいかずちのみこと)」という神話が伝わっていますので、
上賀茂神社神社の祖父神・親神様になるわけです。
兄玉依日古(あにたまよりひこ)の子孫である賀茂県主の一族がこれをお祀りし
今に続いているのが、上賀茂神社・下鴨神社・久我神社となります。
八咫烏(やたがらす)の神話から、航空・交通の神様として大勢の信仰を集めています。
メンバーの幾人か、出張・旅行の重なる者はお守りを授けてもらってかえりました
小豆粥
1月15日は小豆粥をいただく日です。
“きものさんぽみち”では、メンバーのみんなと小正月のお祝膳を囲みました
小豆粥 (お餅入り) お膾(なます)干柿入り お福茶
小豆は赤。
赤は生命エネルギーが強いことを表わします。
霊力を秘めた赤い色の食品・小豆を小正月の締めくくり行事として
お粥に仕立てていただきます
(赤米の替わりにあずきを用いたという説もあります)
お餅、お福茶と柿なます(お皿に二山に盛る)も欠かせないお祝い事のお膳。
12月 お薦め京都きもの散策
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● 12月のお薦めさんぽ ●
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【顔見世】 南座 ~26日
江戸時代、歌舞伎役者は当時あった幾つもの座それぞれと一年契約で出演していたので各年の11月、新しいメンバーを紹介する意味の顔見世興行が京大阪江戸三都で行われていました。その後制度もなくなり明治からは新暦12月に行われています。「まねき」看板、梵天を表玄関上に掲げ、花街総見など 師走一番の風物詩!
舞妓さんたちの総見の華やかさも劇場の雰囲気を盛り上げます
着物お洒落の人は、演し物や贔屓役者にちなんだ衣装を競い、粋・心意気を楽しむのは歌舞伎見物の極地かもしれません。
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【大根炊き】
・千本釈迦堂 7日・8日
釈迦が悟りを開いた成道会にちなむ行事。中風他の厄除けを祈願。
・了徳寺・嵯峨 9日・10日
親鸞上人が当地を訪れた際に大根を焚いてもてなした故事に因む行事。
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【針供養】 8日
・虚空蔵法輪寺 13:00~ 使い古した針に感謝し、裁縫・手芸上達を祈願甘酒接待、
・幡枝八幡宮社(針神社) 11:00~3:00
使い古した針に感謝し、裁縫・手芸上達を祈願。裁縫・手芸上達のお札の授与。
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【大福梅授与】 13日 北野天満宮
天神さんでは、梅園の梅を土用干しして、梅干を毎年作っています。
これに裏白(ウラジロ)を添え授与されます。(一袋500円)
元旦から3日間、朝お茶に結び昆布と共に入れ「お福茶」として頂くと無病息災に。
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【事始め】
京都の一昔前の慣わしでは、13日からお歳暮のご挨拶、新しい歳の用意を始めました
まずお餅やさんに鏡餅を注文しておき当日の朝、本家・実家に納めてもらいます
届いた頃を見計らって、歳の瀬のご挨拶に伺うという手順です。
このごろのようにデパートから送って終いというのではなく、対面して日頃のお礼を申し述べるのです
花街だけの行事のように思われていますが、民衆のポトラッチ的習俗です。
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【六波羅蜜寺】 かくれ念仏 13~30日
天暦5年(951)、京都に疫病が流行したとき、空也上人がその救済を願って始めた、踊りながらお念仏を唱える珍しい法要
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【義士法要関連】
・西方寺14日10:00~
珍しい歩きながらの声明による法要が、江戸期からずっと行われている
・大石神社 義士まつり
赤穂浪士の討ち入り姿で瑞光院から山科区役所、岩屋寺、大石神社と総勢300人が練り歩く。
・法住寺 義士会法要
大石良雄が仇討ちを祈願した身代り不動と四十七士の小像が安置されている。御白河法皇の御陵寺院。法要、献茶式、お茶会、参拝者には討ち入りそばの接待がある。有料(お茶、お蕎麦、拝観料)
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【東西両本願寺すす払い】 20日
東西凉本願寺で行われる年末恒例の大掃除。大団扇の名物風景が出現。
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【東寺・終い弘法】 21日
最終縁日。境内に多数の露天が並び、賑わう本尊、薬師如来を開帳。
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【不思議不動院かぼちゃ供養】 21日
冬至の日にかぼちゃを食べると、中風除けやぼけ封じにご利益があるといわれます。
【矢田寺かぼちゃ供養】 23日 中風除けをはじめ諸病退散を願う。かぼちゃ焚きの無料接待冬至にかぼちゃを食べると中風除けやぼけ封じにご利益があるといわれます。
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【冬至】 ゆず風呂orゆず湯 22日ごろ。
この日、かぼちゃだけでなく「柚子風呂」に入ると風邪ひかずとも言われます
ホットゆずに蜂蜜を入れても美味しくて体も温まり良いかも!
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【北野天満宮 終い天神】 25日
一昔前の人々は、さて年末の買い物をと繰り出したものです。
現在では古着・骨董を求め全国から大勢の人で賑わいます
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【大晦日】 市内各寺院 31日
・ 八坂神社 おけら詣り おけら火を吉兆火縄に移し、消えないように回しながら家に持ち帰り雑煮を炊くときの火種に使い一年間の無病息災を願います。
八坂さんから家まで深夜なのになんだか賑やかな町中をタクシーに乗って、窓の隙間からオケラ火をだして(そうしないと車内が煙たい)持ち帰ります。元気な人は燃え尽きない間に急いで歩いて帰ります
・大祓え きものさんぽみちの氏神さんは下御霊神社や、その他市内各神社で、大祓が行われます。人型に知らず知らずの内に身につけた罪・穢れを移しお祓いを受け、心身共にすがすがしく新年を迎えるための神事。(夏越の祓えの年末版)今年一年間の無事であったことを奉告し、新しい幸せな年を迎えることを祈願します。
・北野天満宮
鑽火祭 境内の火の祭神を祀る火之御子社で斎火を起こし、参拝者はそこから火縄に火を移し持ち帰る。天満宮のおけら詣りと親しまれています。 火縄授与は22: 00~3:00、 1本500円 午後4時大祓 後7時30分除夜祭 後8時火之御子社鑽火祭 後10時~午前3時火縄授与新
・除夜の鐘 午前0時前後 百八つの煩悩を消し去る除夜の鐘が一斉に撞かれる。
寒さをこらえて物干しやベランダに出ると深々とした夜空に鐘の音が流れてきます・・・
“きものさんぽみち”の小豆粥と初詣
2007年“きものさんぽみち”着物でお出かけのスタートは
小正月の小豆粥お祝い会と初詣で始まりました。

お祝いのご馳走は「小豆粥」
まず大福茶(おふくちゃ)で『お祝いやす』 をしてから
まず着付けのお稽古をして艶やかなきもの姿に。
今日はみんなでお手伝い、とくれば襷掛けです!
支度が整いました!『さぁおあがりやす』
『小豆粥って初めてです』『白味噌のおつゆもっと甘い物と思ってました』
麹のお味なのでほんのり上品な甘みでしょ』
柿なます、干し柿のきざんだもんが入ってるんですネ』
『おさらの上で二つのやまに盛り分けるのなんでです』『うちでは昔からそうやるんですよ』
お祝いの献立の最後は、お正月のお菓子でお薄を点てて戴きましょう
初詣に出発する前に
お雛祭りに行う予定の「投扇興」のお遊びの予行演習をしばし・・
普通の大きさの扇を開いた状態で
箱の上に立てちいさいかわいらしい扇の的をめがけてひらりっと投げます
扇はまっすぐ飛ばない事が多く、なかなか的に当たりません。
あたっても、上村松園の描く点数表によれば一点や五点など低めの点。
面白くないので独自点数表を作って甘い目の点でみんな大いに盛り上がりました
お雛さんの時の本番投扇興大会が待ち遠しいわ!
さて初詣はいかに・・・この項続く
寿初春大歌舞伎 団十郎の弁慶
今年の大阪の松竹座 新春歌舞伎は
なんと!市川団十郎・弁慶 海老蔵・富樫 義経・藤十郎 という豪華魅力一杯のとり合わせ
見逃せる物では有りません。
昨日勇躍 見てまいりました。
松竹座は大阪の一番賑やかな難波のまんまん中に位置し、劇場に近づいていくところから
観劇のウキウキした気分が沸くロケーションが楽しい。
劇場前には、お正月らしく 熟年、若い女性果てはダンディなおじさんまでも
開場を待つ着物姿が多く見られ、一層お芝居見物の興趣をそそります。
上方歌舞伎の藤十郎、江戸歌舞伎の団十郎
繊細な情趣のやり取りの和事と豪胆な江戸荒事の代表的な役者の
二人の競演は江戸以来、史上初の出来事とか
昼の部、歌舞伎の中でも代表的な演目「勧進帳」
花道での六法やんややんやの大拍手!!
和事の「封印切り」 この2番組を見ただけでも充分満足満足。
期待に違わず江戸大荒事を満喫・堪能の舞台。
その上で夜の海老蔵初役「毛抜き」
主役・弾正はおおらかな色気充分な英雄。
おおらかに若小姓もお女中も手当たり次第に口説くおかしみが
よく出ていて若々しくて好かった。
客席は最前列のちょうど中央。
海老蔵さんが見得を切り、睨むその前3mぐらいのところ。
わぁとのけぞるぐらいの大々迫力。
目が片方は寄り目、片方が中心に位置する不思議な見得を
このような近くで見られる機会はめったに無く、ほんまに引き込まれ、縛られたようになりました
吐息、汗、目配せ、口の中でせりふでは無い相手役との気配のやり取り
全部見えて劇にのめりこむしかない場所です。
真ん中ゆえ、左と右でせりふのやり取りをすると
テニスの試合のように首を「左」「右」と動かさないと見えません
これもまた初体験の観劇動作。
海老蔵さんの富樫、りりしい富樫で大満足だったのですが、
この富樫役、お父さん(団十郎)が、まだ海老蔵の時代に
あの伝説の松録の弁慶の相手役が急死、この代役として急遽大抜擢され
しかも立派に勤めたと言う話が残っています。
歌舞伎の役者さんは凄いですね。一晩であの大役が代理でできるなどと。
荒事でも、和事でもここぞという見得を切るところなどでは
床をつけるということがあります
舞台上手(右側)に大道具方が一人出て、板に拍子木(き)を打ち付けます
硬質の音が劇場中に響き渡り見得の威力を何倍にもします
話はそれますが、狂言の後見役(舞台の向って左後ろに控える
黒紋付の男性)も、ただ座っているわけではありません。
演者が急に倒れた時にはさっと立ってすぐさま変わりに続きを
演じる覚悟で座っているのです・・・
さて今日は昼夜通しで見るので幕間弁当も2回頂きました。
お奨めは松竹座地階にある和食のお店・是是の「幕の内」
とてもやさしいお味で美味しかったです
(ほかに「キムカツ」もあり迷いました)
一幕目が済むと、ちょうど12時10分と5時40分
良い時間になっています。
ロビーのソファーであったかいお茶と一緒でほっこりと・・・
これまた歌舞伎の楽しみ。
夜9時前、劇場外に出ますとライトアップされた建物が
観劇の後の高揚感に不思議とそぐう感じでした。
気品良い石外壁はネオ・ルネッサンス様式で、アーチがクラシカルで美しい建物。
南座の顔見世とすこし雰囲気が違っていました。
どちらも、きものの人が結構たくさん居られたのですが
周りから聞こえる会話が、ほんまにお芝居が好きな人たちね。
と言うないようばかり。
『あのお芝居はこの役者さんはこうやった』
『あの公演はこの前見たあっちのお芝居より良くできていた』
『この席ええ席やなぁ。』『当たり前や!1時間40分も電話掛け続けたんやもん!』
『和事の団十郎は、すこし大変やなぁ』などと
京都南座は、このようなお芝居好きも多いのですが
それ以上に問題の呉服屋さんたちのタイアップ催事のための買占めも目立つような部分がありました
マ、これもだんだん淘汰されるはずと期待しています。
今日の衣装も又いつもの大首・浮世絵の染め帯に薄茶羽織です
だいぶ出番が多かったので、今度のお出かけは冬の綿入れ羽織にでも変えてみようかしら。
京の一月
猪の歳 亥年 が始まりました。
“きものさんぽみち”の「ひとりできものをきられる会」も
新しい歳の練習会明日から開始です。
さて1月の京都
暖冬気味で頼りないぐらいですが
他都市から来られると、かなり寒いと皆さん仰います
きりりと冷えた街を温かい着物で散策していただくのも風情のあるところかとお奨めします
◆7日(土) 白馬奏覧神事 上賀茂神社
七日正月で七草粥を頂く日、上賀茂神社では社頭に七草粥を供え神馬を引き出して祭神にご覧頂くという行事です。折敷に載せた(一晩水に浸して柔らかくした)大豆と人参を与えて人々の1年の安泰を祈願します。元は宮中で行われていた白馬(あおうま)節会を神事化したもの。一月七日、「人日(じんじつ)の節句」に青馬を見ると一年中の邪気・病魔を祓うとされる中国の故事にちなんで始まった。古来、青みかがった馬が使われていましたが、醍醐天皇のころから白馬を用いるようになってからも白を「あお」と読んで、名残を残しています。青は春を示す色。又馬は陽の獣とされ邪気を祓う動物でした。また陰陽5行では「水」であり農業に大切な水をつかさどる意味も持ち豊作を祈る意味もありました。
◆8日(月) 泉涌寺 七福神めぐり
福神の特別開扉(各塔頭寺院・日出~日没) 福笹吉兆授与 甘酒、こぶ茶、小豆粥の無料接待
◆8日(月) ~12日(金) 初ゑびす 恵美須神社
招福祭、湯立て神楽、餅つき神事(8日) 宝恵籠社参(8・9日) 宵ゑびす祭(9日)
初ゑびす大祭(10日) のこり福祭(11日) 撤福祭(12日)
◆9日~16日 祇園のえべっさん 八坂神社 八坂神社境内の北向蛭子社
◆12日(木) 奉射祭 御弓始神事 伏見稲荷大社 午後2時から
本殿祭のあと、神苑斎場で奉射の儀が大蛇に見立てた注連縄に、矢を放ち邪悪を祓います。つづい、2人の神職が約20m先の大的に矢を射って、その当たり外れで五穀の豊凶と景気の吉凶占いもします。破魔弓と神矢で邪気を祓い陽気を迎える神事
◆14日(日) 法界寺裸踊り(修正会)
修正会法要 裸踊り 結願にあたる14日の夜から、体を清めた信者の男達が下帯のみの裸で、祈願を込めて踊ります。下帯は安産のお守りといわれています
◆14日(日) 柳のお加持と弓引き初め 三十三間堂
柳のお加持:内陣を無料開放し、参拝者に柳の枝でお加持の浄水をそそぎます。
恒例の弓引き初め(新成人が女性は振袖・男性は黒紋付に袴できりっと弓を引きます
◆15日(月) お粥神事 下鴨神社 午前10時
小豆粥、大豆粥を神前に供し、接待(志納)も行われます。
“きものさんぽみち”でも14日着物姿で小豆粥をお祝いしその後「女正月」の日と
皆で初詣にまいります。
◆15日(月) 初六阿弥陀めぐり
阿弥陀如来の名号を念ずれば極楽往生するとされる阿弥陀信仰の行事。
1.真如堂(左京区浄土寺真如町)
2.永観堂(左京区永観堂町)
3.清水寺阿弥陀堂(東山区清水)
4.安祥院(東山区東山五条東)
5.安養寺(中京区新京極蛸薬師)
6.誓願寺(中京区新京極三条)
◆15日(月) 左義長(とんど)祭 平岡八幡宮・新熊野神社
注連縄、門松を境内で火を点け、神前の鏡餅を焼いて歳神さんを送るといわれます
◆20日(土) 城南宮 湯立神楽 午後2時から
大きな釜に湯を沸し、祓神楽、御弊舞を舞い、悪霊退散・無病息災を祈ります。
◆21日(日) 初弘法(終日) 東寺
◆25日(木) 初天神 北野天満宮
京都のお正月
三が日が穏やかに済みました。京都の町ではまだまだ松の内が続いています。
七日間で明けるおうち15日までをお正月とするおうちと色々ですが
我が家は15日・小正月までが恒例。
松の内の間は、床の間のお正月飾りをはじめ
玄関に、注連縄で結界を作り、根引きの松を一対飾ります
この門松は、歳神さんの依代めでたくお正月さんに降りてきて貰います。
「根引きの松」 真っ白の半紙、紅白の水引等で形作ります。
家の中にも、輪飾りを要所に飾り清浄を保つのが慣わし。
市販の輪飾りに、うらじろ、ゆずりはを組み込む、神棚・仏壇・台所・お風呂場・手洗い等に掲げておきます。
(ゆずりは、うらじろはお鏡さんの下にも敷く)
お正月の用意は家うちの設えだけでは無くお煮しめを作りながら、
お椀やお重、お屠蘇の用意、色々と忙しいながら
毎年のように晴れ晴れしい心持となり、元旦を待ちます。
今年の顔見世
今年も顔見世に行きました。
勘九郎が勘三郎を襲名し披露の最終興行が南座の顔見世。
お国が歌舞伎を起した京の町にゆかり深い役者の襲名、
人気高い勘三郎という事で、一段とチケットが取りにくい公演となりました。
3階席からの観劇でしたが叉これはこれで劇場俯瞰で面白い眺め、
マ、オペラグラスが大活躍でしたが・・・
夜の部の口上は逃せない一幕
きりきりとしたあの独特の言い回しの挨拶はいつもながらひきつけられ、
劇場全体観客も含めて高揚盛り上がりの一幕。
口上が終わると、30分の長めの休憩。
3階廊下にはゆっくりしたソファーがありお弁当タイムは快適。
今年は1等席が取れない分、お弁当をひいきのお料理やさんで誂えて持参
熱いお茶と共に楽しい歌舞伎弁当でした!
お目当て勘三郎の出番は「京鹿の子娘道成寺」
恋焦がれる僧への思いがかなわず、燃える心が蛇体となって
鐘ごと想い人を焼き殺すという歌舞伎はもちろん能・演劇・舞踊の題材となている
有名な演目。
可憐な娘の風情たっぷりの踊り
なんとも華やか、見ているものを引き寄せる愛嬌もたっぷり
人気がもっともとと納得するところでした
むすめの美しい踊りにちらちらと仄見える邪性、怪しい気配がだんだん濃く
なり最後は怖ろしい荒事の扮装と顔になり幕
この間、小坊さんや捕り手たち脇役も
トレンドを取り入れた台詞のやり取りで、滑稽な場面を配し観客を飽きさしせません。
仁左衛門の「俊寛」
顔見世にえらく地味な演目。
もっと華やかな出し物に徹していてもいいのでは無いかとも思いますが
あっという演出もありそれはそれで面白く見ました。
(まえに中村吉衛門の俊寛でも、最後の海の舞台装置がダイナミックで
思い切り効果を上げていたのを思い出しました。)
さて今年は何を着ていこうかというのも、顔見世の大きな楽しみです。
毎年帯だけは、大首絵浮世絵色紙型友禅の染め帯に落ち着きます。
寒い日だったので、むっくりの紬に今年新調で大お気に入りの茶地もみじ柄の羽織
となりました。
着物の人はたくさん居られましたが
まだまだ帯姿が大部分。
季節の装いとして欠かせない羽織は少数派ですね、まだまだ
なかにこんな可愛い羽織のお嬢さんも居られましたよ
今度お出かけの時には、皆さんも
京の底冷えに合う、あったかそうな風情の羽織をぜひともおしゃれにきてください。
赤穂浪士 慰霊法要
12月14日は、赤穂浪士討ち入り
京都は大石が隠棲した山科、目くらましに遊んだといわれる「一力」等
多くのゆかりの場所があります。
事件の後、切腹した小野寺十内にゆかり深い西方寺(東山二条)でも
毎年慰霊法要が行われています。
小野寺十内の縁につながる人が遠方からも列席されます。
私達も参列しました。
京はことさら冷える時期、着物を紬にして羽織を重ねて出かけました。

本堂内陣の周りを歩き巡りながらの声明による珍しい形式。
派手さを押え、奥ゆかしい法要です!
法要後、討ち入りの日の雪にちなんだ「つぶ餡に白化粧のきんとん」と
お抹茶の接待に口とお腹がほころびます・・・
お抹茶を戴いている時後ろのおば様がさりげなく羽織の衿を
折り返して直してくださいました。
京の町に着物で出かけると人ごみに揉まれて帯がいがんだり
どこか不都合なまま知らないでいても
必ずお助け手が登場してそろっと直してもらえます・・・
着物の町ならではの自然さ、ありがたいです。
さて、最後は琵琶の弾き語りの奉納。
赤穂浪士討ち入りの一節が朗々と澄み渡る声で詠じら、
この出来事のいろいろが偲ばれるひと時・・・

最後に、ご住職さんのおだやかなお人柄の良く出ているご挨拶も
心に沁みる慰霊の会でした。
住職さんの後ろに見えるのは、
このお寺にゆかりの深い秀吉の木像。
実際の秀吉の体格実物大といわれる像は
顔つき体つきそのままと言われる「秀吉」の等身大の像が特別に公開されます。
ある時火事が起こり、その時のご住職が背負って逃げられた逸話があるそうです
小野寺十内の妻は、西方寺にお墓を建立し、菩提を弔った翌年、
養女の眠る本國寺・了覚院に籠り、
『夫(つま)や子の待つらんものをいそがまし 何か此よに おもひおくべき』
という辞世の句を残し、数日食を断ち 自死するという最後を遂げています。
四十七士の周りには、埋もれ、知られていない
数多くの痛ましい出来事があったと推察できます・・・
京都は主君・浅野家に所縁深く
赤穂浪士の慰霊は、このお寺以外にも
祇園「一力」の主座敷の後ろの小部屋に四十七士の位牌が、
篤く秘めやかに祀られている他
山科大石神社やあちこちでも慰霊の行事が行われます。