京の四季
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新茶 お茶摘
今年も宇治の小山園さんから新茶の茶摘体験と工場見学のご招待が届きました
この畑の新芽は、1年に一度だけ摘まれます、
後は叉来年に向けて養生の月日。二番茶や三番茶はありえない最高級の茶畑。
なんと贅沢なお茶の生葉でしょう。
玉露・抹茶と日本茶好きメンバーがいっぱいの“きものさんぽみち”としては
お待ちかねの季節のビッグイヴェント。
文字とおりの皐月晴れ、あかねたすきに姉さんかぶりの手ぬぐい!
唄のままのいでたち・・・ながら覚束ない手つきで一枚二枚
爽やかな緑色の柔らかーい葉を摘みました。
この葉っぱ達が工場で蒸され・乾燥され、茎や葉脈を除き葉肉のみにした後
石臼でミクロン単位に挽かれるとお抹茶の出来上がり
蒸した葉を手もみしながら乾燥させると玉露になります・・・
ここ宇治小倉の茶畑の新芽は、昔のままに「よしづ」に藁を満遍なく撒き
直射日光をさえぎった中で育てた、まるで深層のお姫さまのような最高に柔らかな新芽になるのです。
こんな風に柔かい影に包まれたよしずの中です・・・
工場を一巡見学した後は、美味しい時間。
新茶のお抹茶を戴き放題でした・・・
競馬(くらべうま)
上賀茂神社で5月5日、競馬=くらべうま が行われました
前日の境内「北神饌所」には、いろいろ準備にのんどりとゆっくり忙しそうな用意の人々が
沢山居られました。
毎年この3週間ほど前から、上賀茂神社と北に隣接している京都ゴルフ場の間広場で
馬をダッシュさせる乗馬練習が行なわれています。
ここからスタート ここがゴール、『もうよい紅葉』と言う名前のかえでの木が目印
大田神社 かきつばた
上賀茂神社から東へ行くと、古代の自然を残すと言われる深泥が池があります・・・
10数万年の昔、氷河期と呼ばれる時代の生態系が豊かに残り
温暖化時代の動植物と共存している大変めずらしい池です。
深泥が池には黄色いかきつばたがこの時期きれいに咲揃っています。
この深泥池(みどろがいけ)と500mほど離れて太田神社が鎮座。
上賀茂神社の摂社(飛び地の神社・支店みたいなもの)です。
太田神社の境内には、太田の沢と呼ばれる池があり
氷河期の植物を残すといわれる深泥が池と同じくカキツバタが自生しています。
深泥池と違って紫色のかきつばただけが咲いています。
先週散歩の時にはまだこんな風景でしたよ。
お雛さんと羽織遊び
今日はみんなで落語を聴きに行きました。
メンバーには落語通の人が何人も居られ、時々面白そうな落語の会が有ると
誘ってくださいます。
その前に、“きものさんぽみち”ならではの『きもの談議』の楽しい時間も欠かせません。
折しもお雛さんも居はります、さぁひな壇の前で羽織で勢ぞろい!
お互いの羽織を取り替え、まるで着せ替えのような羽織遊び・・・
同じ羽織も、合わせる着物を変えたり着る人が変わる事で
まるで違った羽織のようになり全員で驚きの楽しい時間でした。
(一枚だけ先日仕立上ったばかりの文化財級の型友禅羽織の逸品が混じっています)
散々遊んで満足満足で出発!
この日は伝統産業の日。
市バス地下鉄の無料乗車券が配布されていますので
勇んで堀川通をバスで会場に向かいました。
西本願寺の門徒会館での落語会
桂二乗、桂小春圑治、桂米二 3人の落語で大笑いの2時間
大笑いの後はほっこりのティータイム。
お隣のホテルのカフェでパフェ時間
あー楽しい1日でしたぁ
清涼寺のお松明式
嵯峨・清涼寺15日にお松明式が行われます。
鞍馬の火祭り・大文字送り火と並ぶ火のお祭。
農業神事とも、お釈迦様の荼毘の様子とも言われ
春を呼ぶ『火』のお祭は壮観です。
境内には、見上げるような大松明が三基立っています。
縄結びが縄文文様のように大変面白い模様を作り
高さ8mの大きい松明が燃え出すと、大変な熱気。
この三基の燃え具合が豊作占にもなっているようです。
見物の人々の顔も炎にあぶられ紅潮するほどの熱気。
消防団の皆さん、火事にならぬよう周囲のテント等に水を掛け続けます。
昼間には清涼寺大念仏も演じられます。
壬生寺の大念仏と同じく無言狂言ですが、こちらのほうがより鄙びているような印象があります。
今年はちょうど日曜日。
夜空を焦がすように燃える大松明を見物にお出かけなさいませ。
うちのお雛さん
3月3日が過ぎましたが、うちのお雛さん
昨日出してきて飾り終わったところです。
京都ではやっぱり旧暦でお祭りするお家が多いようです。
御所の桃林も桃もほころんできましたので季節的には旧暦とピッタリの感じがします。
7段飾りは大変と皆さん言われます。叉大変は大変ですが
この歳になっておおっぴらにおにんぎょさん遊びしてると思ってください
お顔や手を包む薄紙をそうろと外すときれいなお顔に再会。
飾り終わったら、今宵一夜はぼんぼり点けたままに。
向かい合わせのお内裏さんお二人の時間です。
4月3日まで“きものさんぽみち”のお稽古も
お雛さんが見物衆!
はんなり晴れがましい半月間です・・・
火鉢でかきもち
冬には火鉢が活躍します。
古いおんぼろ木造家屋の良いとこは、風通しの良いこと、
(単に隙間風が入るというだけのことですが・・・)
CO中毒になりにくい
晩が「しん」としてくると、かきもちを焼きたくなります。
炭の隙間を一寸広げて今夜も焼きましょう。
はるばる遠くから贈って頂いたかきもち
こんがり・香ばしいおしょうゆの香が居間いっぱいに
あーほっこりーー
雨の中の節分 懸想文
3日節分は雨、きもののお出かけにかなり不利な状況でした。
でもメンバーは雨支度も充実させ、雨の中の移動や身じまいにも慣れました。
雨コート・雨草履や雨下駄(つま掛け)・大判の傘
辺りを整えればOKです。
さておまいりの皮切りは、平安神宮の奉納狂言。
毎年茂山千之丞社中の奉納が人気です。
金沢や大阪のお社中も遠路駆けつけての舞台はめづらしい「蚊相撲」
節分にピッタリ、怖い鬼の出てくる「清水」
これから尋ねる須賀神社のお隣、聖護院にも沢山終結している
山伏が主役の「蝸牛」
言葉遊びの「酢薑(はじかみ)」と「舟船」
どれも狂言らしい楽しい舞台でした。
(狂言のお好きな方、2月11日の観世会館にお出かけ下さい
茂山社中の狂言会が10時半から5時半まで観覧自由です。)
須賀神社の「懸想文」、この効用は大変魅力的
御顔だちが良くなり、良縁に恵まれ、衣装まで増えるとなれば
戴かないわけには行きません!!
寄り一層効能が有りますようにと懸想文売りと並んで懸念撮影して大満足で帰路につきました
節分近し 吉田山 吉田神社
もうすぐ立春、節分
京都の節分のお参り定番は吉田神社か壬生さんが多数派です・・・
節分には、昨年戴いたお守りや。神社のお札さんを納め
焼いてもらうのです。(期限切れと言うと変ですが)
節分当日でも良いのですが、当日は“きものさんぽみち”連であちこちはしごする予定。
なので早めに古札納めだけ済まそうと思い立ってのことです。
神社では、節分に収められる大量の古札を燃やす為の
隕石の落ちた後のような大きな穴が掘られていたり、
案内板・電気配線工事など準備作業でばたばたしていましたよ。
お札も納めたし、一寸散策と山頂まで。
吉田山は、あちこちから登れます。
その一つは吉田神社から。
山頂には「茂庵」という古民家がカフェになっていて、
古ガラスの、微妙にゆがんだ窓越しに京都の町が見渡せます。
大文字の「船」「左大文字」など一望です
10年ほど前は貸し会場で、ヨガの会やインド楽器バンスリ(竹笛)の
コンサートで何度か行った事がありますが、いまはテーブルが幾つも置かれ
趣の有るカフェでした
茂庵の周りにはお茶室が幾棟かありお茶のお稽古や月釜が開かれています。
草履でも問題なく登れますよ。
吉田山へのふらりと散策、お薦めです。
山伏、公園に集結
今日お使いの帰りに目撃しました!
近所の公園に山伏さんがたが20人ほど集結中。
寒行の出発前だったようです・・・・
毎年寒の入りと共に
聖護院所属の山伏さん方が、街中の信者さんや知り合いの家を
お経を上げながら回ります。
大寒も過ぎ、節分=立春 まで一年中でいちばん寒い日が続きます。
粕汁やおでん、豚シャブやお鍋をの献立を毎日でも・・・
うがい・手洗いも肝要!
お風邪など引かれませんように
丑歳の小豆粥
“きものさんぽみち”では、女正月といわれる小正月に
小豆粥を戴く会を恒例にしています
今年もおいしーい小豆粥のお祝膳をみんなで囲みました。
小豆粥やご馳走・蛤型のご馳走麩(麩嘉に特注)の入ったしろ味噌のお吸い物など
もう一回お正月が来たようなお献立。
お腹がいっぱいになったら、花びら餅でお抹茶を点てましょう・・・
その後はお遊びの時間です。
投扇興も“きものさんぽみち”の定番。
最初はおしとやかに、だんだんと本性(?)発揮の大騒ぎも何時も通りの楽しい時間
最後に百人一首の箱を出しました。
みんな一瞬引いた感ありでしたが、「ボーズめくり」をと言うことでほっ
蝉丸ルールで、もう一回大騒ぎ!
着物でお正月遊びの一日でした。
小正月 小豆粥
今日は小正月いよいよ松の内も終わりです。
門松や輪飾り玉飾りなど取り払って柳丸橋も使い終わります・・・
小正月のお祝い食は、小豆粥
朝から小豆を茹で、茹で汁のきれいな内にボールにとりわけ
お湯を足しながら柔かく九分どうりになったところで
御米をかし、茹で汁と小豆(玉じゃくしに2~3杯)、塩少々
でお粥を炊き始めます。
沸騰したら火を弱め中火または弱火で水分がそこそこ無くなるまで炊き続けます
普段のお粥より多い目の水分がポイント。
仕上がる一寸前に丸餅をいれ柔らかくなったら蒸らして出来上がり。
『さぁ お祝いやす』
きものでお正月! 子供の着物
今年のお正月の子供達の着物姿です
姉は久留米絣に大叔母さんの綿入れ羽織
妹はウールアンサンブル
両人とも、去年から5cm以上背が伸びました。
年末に身丈(後ろ首のぐりぐりから足首のぐりぐりまで)と
裄(ゆき:首のぐり〃から手首ぐりぐりまで)
を子供の母とメールやり取りし、縫い上げ(揚げとも言います)を伸ばしておきました。
ちゃんとお澄まししてポーズをとるようになった妹に、大きくなったなぁとおもいます。
お一日、お福茶・お屠蘇・お雑煮を祝った後、さっそく初詣に出発
みぞれ混じりの冷たい日でした。
毛糸の帽子・手袋・綿入れの羽織を重ね着
完全装備で傘を差し、いざGO-
行き先は先日のブログでご紹介の、菅原院天満宮(烏丸下立売り)
顔見世2008
2008年の顔見世もまた見て来ました、勿論着物でいきました!
同行者の衣装は三者三様
・かわいく紬着物に朱総絞り羽織(絞の羽織はあったかく、昔から冬一番のお薦めアイテム)
・渋いめくら縞に大胆な浮世絵大首絵染め帯。
大波をモダンに配した羽織。その肩裏は、大首絵帯に合わせた凝ったもの
・縞着物に黒地に折り鶴の羽織
衣装がぴしっと決まって、良い気分で乗りこんだ顔見世。
ちょうどお隣の席に舞子さんが、招き看板のかんざしで座ったはったのです。
なんと!その簪のサインが海老蔵さんでした。
華やかな劇場には満足でしたが
今回の顔見世は歌舞伎通にはかなり不評だったようです・・・(同感)
最後とその前の演目の配役がかぶるし、特に源氏物語はあまりに歌舞伎らしくなく、
終わったとき、劇場内が「唖然」として「これで終わり?」と思った人が
一杯いるなぁという雰囲気が濃く漂っていました。
毎年歌舞伎の顔見世を楽しみにしている人も、
玉三郎と海老蔵を出しとけば良いやろう・・・といわんばかりだと、怒っていましたよ・・・
今年の師走には、もっと歌舞伎らしい演目をずらっと並べてさすが!と言わせてほしいっ
初詣 石清水八幡さん
京阪沿線の八幡市駅の「石清水八幡宮」へ“きものさんぽみち”にみんなと初詣に行ってきました。
男山山頂に神社があり京阪の駅からケーブルかーにのってお参りします。
日本の三大八幡の一つ。規模も大きく、歴史もある立派な神社です。
京都の裏鬼門を守る王城守護の神さんで、昔から京都の人々が良くお参りします。
9月には魚や鳥を野に放す「放生会」という名高い大きなお祭が行われる事も良く知られています。
叉第2次大戦の時には武門の神様と言うことや男性の厄除けの神さんということから
出征兵士が無事戻れるようお参りする人が絶えず、見送る家族のつらい思いなど
戦争はいやな事ばかりやったと亡くなった母がいつも話していました。
さて、話はともあれ4日は晴れ、暖かい初詣となりました。
乗って5呼吸もしたら、アラもう到着!と言うケーブルカーでした。
神妙に参拝し、巫女さんの舞で清められた御神矢を頂き
帰りは表参道を10分ほど下りました。ケーブルに乗らずきばって登ってくる人が
はぁはぁと汗一杯でしたよ・・・ (達成感有るのやろなぁ)
八幡さんの近辺には、松花堂庭園や安居橋(太鼓橋)があり
ほっこりには八幡「走井餅」・の門前茶店があり、
お疲れ休めの甘いお餅が美味しかったですよ。
「徒然草」に『何故みんなは山へ山へと登って行ったのか?』
と、肝心の山頂の本殿にお参りせず、
麓のお社のみお参りした老僧の話ではありませんが
私達には地元のOさんがしっかり案内役!
大きな白い神矢の立てられている本殿にもお参りし、
時代劇そのままの橋(良くロケが行われているそう)も見物し、
茶店の走井餅までしっかり戴けた初詣でした。
暖かいとは言え1月、羽織デビューの人が二人もあって
着心地とっても良く暖かいですと満足満足の着物お出かけの1日でした。
・グレー・糊疋田着物と、二かま市松・紋織り縮緬にお洒落な冷たいベージュに染めた無地羽織。
・濃い緑紬着物に緑ぼかし地色に茶屋辻の縫いの有る羽織。
・更紗着物に、えんじ総絞りの華やかな羽織
・ピンク小花散し友禅に、えんじベルベットの暖かいコート
・ピンク紬着物に、紺地小花友禅の綿入れ羽織と言う面々。
取り合わせがおしゃれでしょう!
初詣 丑 天神さん
京都には天神さんと言う神社が相当沢山あるようです。
“きものさんぽみち”の近所にも菅原院天満宮と言う天神さんのお社が有ります。
(京都御所・烏丸下立売門の向かい側、平安女学院の南隣)
菅原道真がこの邸宅で誕生したと言われ、境内社務所の北に
今でも「菅公御産湯の井」という石碑と井戸があります。
普段全くといっていいほど人気の無い鄙びた神社です。
この元旦、初詣にいきましたところなんと丑の年にちなみおまいりの人がちらほら・・
特設テント内でご祈祷の申込みを書いている人も居られました。
おまけにお守りやお札を授ける社務所まで開かれていてさすがに丑歳と感心しました!
天神さんのお使いは「丑」境内にもちゃんと2体の撫で丑さんが居りました
昨年は「亥」歳でこのご近所護王神社が賑やかでしたが
今年は菅原院の天神さんが賑やかになりそうな・・・
師走 事始め 羽織
13日、京都の町は事始め
祇園井上流のお師匠さんへのご挨拶ばかりが注目されていますが
実は一般にも行われる行事だったのです!
永年勤めていた企業から分家する
=商売の元手、有る程度の得意先などを本家から委譲されて
新し店を起こし独立すること
という、昨今の経済状況からは考えられないシステムが有りました。
この分家さんが本家さんに暮のご挨拶に。
また嫁いだ娘が実家になどお鏡餅を納めご挨拶に伺います。
こういう行事が13日「事始め」の大事な慣わしでした。
この日は男性ならば紋付の羽織、女性も小紋などの着物の上に羽織を着て
すこしあらたっまた装いで訪問します。
[型友禅 更紗の羽織 大島紬着物 更紗のお洒落袋帯]
羽織は、近頃のお洒落さん“注目の”アイテムですが、
と同時に大変便利な衣装でもあります。
普段着の小紋友禅や、紬などの織物に
ちょいっと羽織ると「きちんと感」のある改まった衣装に大変身します
一枚羽織ると温かく、洋服で言えばジャケットになるので
よそへお邪魔しても脱いだりしなくて良いのです。
(かえって脱いだりしたら、『いきなり寛ろがはった』と言われますよ)
着物だけで冬の町を歩かれず、羽織などお洒落に重ね
季節にふさわしい温かそうない衣装をお薦めします
10月はずいき祭から始まる
萩、見事でおりゃる
今梨木神社の萩が可憐に見頃です。
21日には萩祭に萩大名の奉納が千之丞社中によって行われ好評を博しました。

こちらは京都の三名水の一つがでる井戸が有ることでも有名。
毎日ペットボトル持参で汲みに来る人が行列したはります。
秋風の感じられる爽やかなこのごろ、単衣着物でさらっとお出かけなさいませんか。
所在地:京都市上京区寺町通広小路上ル染殿町
丸太町通り・御所の南東角から寺町通りを北へ徒歩5分ほど
萬福寺 杜若
萬福寺の庭園の杜若は黄色。 見頃を迎えて麗人との饗宴
ランタンや卍格子が中国風色濃く大変エキゾチック!
中華線香は真っ赤で背が高いのです。
扉板にも!『これは桃です』 桃は中国では霊力の高い果物とされています
少し前までましたには入れた魚板、いつの間にか竹の柵が出来て近寄れ無いのでちょっと残念
影が長くなってきました、夕方の青みの空気に境内もいっそう静謐さをましています、そろそろ家に帰りましょ
新茶のお茶摘み
夏も近づく八十八夜♪ 新茶の季節になりました。
“きものさんぽみち”のメンバーが在籍の丸久小山園さんの「お茶摘みとお茶工場見学会」に行ってきました。
勿論あかねたすきを掛けた着物姿で!

小山園の社長さん。小さい時からジャンクフードを一切摂らず味覚を先鋭にされ、お茶のブレンダーに命をかけておられるというお話を聞きました。求道者のようですね!
丸久小山園のお茶摘み見学会は1年に1度だけのレアな企画。(工場見学は通年でしておられます)
超極上の茶葉だけを育てている覆い下茶園はよしずを通したほんのり柔らかな光に包まれていました。ここで作業されていたお茶摘さんに教えて貰い乍、実際に柔かい優しい緑の葉っぱを摘みました
一度摘まれたお茶の木は5・60cm低く刈り込まれ、又1年間土からの滋養を吸いながら
なんと、来年の新茶の時期までゆっくり休むのです。
摘まれた茶葉が蒸され乾燥され40gの抹茶になる為石臼で24時間かけてゆっくりゆっくり惹かれる工程を目の前に見、精妙でとことん手を掛け作られた抹茶の心の奥まで沁み込むそのおいしさの秘密を実感しました。
一服のお茶を最後に戴き今までより一層のおいしさを全身で味わって帰路に。うーん美味しかった!
天神さん梅園
今年の梅も終わり近くなり、いよいよ桜ですね
先日名残の梅見に天神さんにいったのです。

梅が香に、ほこほこしての帰り道
外国の団体さん一行とすれ違うと、当方2名着物だったので
いっせいにシャッターをパシャパシャされました。
一緒にとリクエストのおじさんまで登場し一時モデル状態

一方的ではおもしろないし、こちらもパシャパシャ!!
これが大うけ、双方爆笑のうち(^.^)/~~~ なんでもイングランドからの一行やそうでした。
今日の二人の着物は、
友禅小紋の小花羽織にピンクの付け下げ・紬名古屋帯
無地調子複雑な緑のいろいろな色目の羽織に葉っぱ模様紬・芥子色無地名古屋帯
小豆粥
1月15日は小豆粥をいただく日です。
“きものさんぽみち”では、メンバーのみんなと小正月のお祝膳を囲みました
小豆粥 (お餅入り) お膾(なます)干柿入り お福茶
小豆は赤。
赤は生命エネルギーが強いことを表わします。
霊力を秘めた赤い色の食品・小豆を小正月の締めくくり行事として
お粥に仕立てていただきます
(赤米の替わりにあずきを用いたという説もあります)
お餅、お福茶と柿なます(お皿に二山に盛る)も欠かせないお祝い事のお膳。
七草粥
せり・なずな・おぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ これぞ七草
♪とんととん唐土のとりが渡らぬ先に 七草なずな七草なずな♪
塩味が効き、御餅もとろりと柔かく お腹にほんやさしいお味です
1月7日 葉七草を戴く日 割烹着で前掛けをして七草を刻みます
決まりごとの献立が月毎にあり、 節目節目が体のリズムに添い心地よいものです。
さぁ おあがりやす
12月 お薦め京都きもの散策
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● 12月のお薦めさんぽ ●
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【顔見世】 南座 ~26日
江戸時代、歌舞伎役者は当時あった幾つもの座それぞれと一年契約で出演していたので各年の11月、新しいメンバーを紹介する意味の顔見世興行が京大阪江戸三都で行われていました。その後制度もなくなり明治からは新暦12月に行われています。「まねき」看板、梵天を表玄関上に掲げ、花街総見など 師走一番の風物詩!
舞妓さんたちの総見の華やかさも劇場の雰囲気を盛り上げます
着物お洒落の人は、演し物や贔屓役者にちなんだ衣装を競い、粋・心意気を楽しむのは歌舞伎見物の極地かもしれません。
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【大根炊き】
・千本釈迦堂 7日・8日
釈迦が悟りを開いた成道会にちなむ行事。中風他の厄除けを祈願。
・了徳寺・嵯峨 9日・10日
親鸞上人が当地を訪れた際に大根を焚いてもてなした故事に因む行事。
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【針供養】 8日
・虚空蔵法輪寺 13:00~ 使い古した針に感謝し、裁縫・手芸上達を祈願甘酒接待、
・幡枝八幡宮社(針神社) 11:00~3:00
使い古した針に感謝し、裁縫・手芸上達を祈願。裁縫・手芸上達のお札の授与。
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【大福梅授与】 13日 北野天満宮
天神さんでは、梅園の梅を土用干しして、梅干を毎年作っています。
これに裏白(ウラジロ)を添え授与されます。(一袋500円)
元旦から3日間、朝お茶に結び昆布と共に入れ「お福茶」として頂くと無病息災に。
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【事始め】
京都の一昔前の慣わしでは、13日からお歳暮のご挨拶、新しい歳の用意を始めました
まずお餅やさんに鏡餅を注文しておき当日の朝、本家・実家に納めてもらいます
届いた頃を見計らって、歳の瀬のご挨拶に伺うという手順です。
このごろのようにデパートから送って終いというのではなく、対面して日頃のお礼を申し述べるのです
花街だけの行事のように思われていますが、民衆のポトラッチ的習俗です。
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【六波羅蜜寺】 かくれ念仏 13~30日
天暦5年(951)、京都に疫病が流行したとき、空也上人がその救済を願って始めた、踊りながらお念仏を唱える珍しい法要
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【義士法要関連】
・西方寺14日10:00~
珍しい歩きながらの声明による法要が、江戸期からずっと行われている
・大石神社 義士まつり
赤穂浪士の討ち入り姿で瑞光院から山科区役所、岩屋寺、大石神社と総勢300人が練り歩く。
・法住寺 義士会法要
大石良雄が仇討ちを祈願した身代り不動と四十七士の小像が安置されている。御白河法皇の御陵寺院。法要、献茶式、お茶会、参拝者には討ち入りそばの接待がある。有料(お茶、お蕎麦、拝観料)
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【東西両本願寺すす払い】 20日
東西凉本願寺で行われる年末恒例の大掃除。大団扇の名物風景が出現。
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【東寺・終い弘法】 21日
最終縁日。境内に多数の露天が並び、賑わう本尊、薬師如来を開帳。
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【不思議不動院かぼちゃ供養】 21日
冬至の日にかぼちゃを食べると、中風除けやぼけ封じにご利益があるといわれます。
【矢田寺かぼちゃ供養】 23日 中風除けをはじめ諸病退散を願う。かぼちゃ焚きの無料接待冬至にかぼちゃを食べると中風除けやぼけ封じにご利益があるといわれます。
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【冬至】 ゆず風呂orゆず湯 22日ごろ。
この日、かぼちゃだけでなく「柚子風呂」に入ると風邪ひかずとも言われます
ホットゆずに蜂蜜を入れても美味しくて体も温まり良いかも!
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【北野天満宮 終い天神】 25日
一昔前の人々は、さて年末の買い物をと繰り出したものです。
現在では古着・骨董を求め全国から大勢の人で賑わいます
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【大晦日】 市内各寺院 31日
・ 八坂神社 おけら詣り おけら火を吉兆火縄に移し、消えないように回しながら家に持ち帰り雑煮を炊くときの火種に使い一年間の無病息災を願います。
八坂さんから家まで深夜なのになんだか賑やかな町中をタクシーに乗って、窓の隙間からオケラ火をだして(そうしないと車内が煙たい)持ち帰ります。元気な人は燃え尽きない間に急いで歩いて帰ります
・大祓え きものさんぽみちの氏神さんは下御霊神社や、その他市内各神社で、大祓が行われます。人型に知らず知らずの内に身につけた罪・穢れを移しお祓いを受け、心身共にすがすがしく新年を迎えるための神事。(夏越の祓えの年末版)今年一年間の無事であったことを奉告し、新しい幸せな年を迎えることを祈願します。
・北野天満宮
鑽火祭 境内の火の祭神を祀る火之御子社で斎火を起こし、参拝者はそこから火縄に火を移し持ち帰る。天満宮のおけら詣りと親しまれています。 火縄授与は22: 00~3:00、 1本500円 午後4時大祓 後7時30分除夜祭 後8時火之御子社鑽火祭 後10時~午前3時火縄授与新
・除夜の鐘 午前0時前後 百八つの煩悩を消し去る除夜の鐘が一斉に撞かれる。
寒さをこらえて物干しやベランダに出ると深々とした夜空に鐘の音が流れてきます・・・
お火焚き
京都の11月はあちこちでお火焚きが行われます。
3日(土)“きものさんぽみち”の町内でも山伏さんによるお火焚き神事が行われました。
町内単独でお祀りしている「福永弁財天」の年一度の大祭の中心行事。
ささやかながら、戦前からずーっと続いています。
(大規模のお火焚き行事も市内のいろいろな神社で行われています)
お祭の準備は1ヶ月前くらいから始まります。
まず護摩木・お祭のお供え物(3升のお鏡餅や、大きな鯛野菜乾物など)の注文
祝詞お払いのお勤めをしていただく下御霊神社さんと打合わせ。
いろいろこまごまとした事も沢山ありますが
永年のなれた手順とおりに進みます。
この3点セットがお火焚きのお配りもんの定番
町内行事ゆえ、ゆず味三角こしがセロファン包みになっていますが
延々と続く京都の初冬の慣わし。
中秋の名月 観月の宴
明日は中秋の名月
今日はあいにくの雨空で期待は明晩に膨らみます・・・
鳥取のメンバーから名月にちなんだ こんなメールを戴きました。
あんまり風雅やのでご披露します。
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『今日は月見の茶事があり先程帰りました。
こちらは生憎のお天気でお月様を愛でる事はできませんでしたが、
行灯のあかりで茶を一服優雅な一時でした。
しかし、うちの大胆な先生、三方に無造作に並べられたえらい立派なお団子……
あの一画だけは別世界でした。
お料理を食べた後、「香付花月」と言って、聞香の後
お香に付いている銘で詩を詠むお稽古をしました(勿論お茶も頂きます)。
予めお題は頂戴していたものの、小学校以来かなぁ~硯と筆扱ったのは…
汗取り肌着で間に合わないほど?いやぁ~な汗〓かいちゃいました。
明日の中秋の名月もこちらはお天気悪そうです
〓京都はお天気如何ですか?あちこちで観月会が催されるんでしょうね。』
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そうです、京都でもあっちこっちで明日、観月会が開かれます
代表的なところで
◎上賀茂神社 (雨天・庁屋)
◎大覚寺/観月の夕べ
◎下鴨神社「名月管弦祭」
◎京都府立植物園「名月観賞の夕べ」
少し後になりますが、お茶の発祥の地、宇治萬福寺では
こんな行事も行われます
◎萬福寺「月見の夕べ」10月6日(土) 15~20時
日本煎茶道連盟が主催し、宇治市の萬福寺で「秋の夕べ」が開かれます。
煎茶道の十流派が合同で茶会を開き、月見も同時に楽しめます。
お茶席3500円(前売り料金・要予約・問い合わせTEL.0774-32-3900(代))
お月見団子
9月は、月見月。
詩や絵に多く取り上げられ、物想いを誘います
収穫の時期でもあり、収穫感謝の意味も籠められた行事でもあります。
名月にさきがけ月より団子と錦・畑野老舗で求めてきました。
今年の中秋は、9月25日(満月は27日)
物干しから見た去年のおつきさん
お月見団子を三宝に乗せ、ススキ萩を活け
サラッとした単衣に着替え月を愛でる宵を過ごしましょうよ。
土用の入り あんころ餅
2007年の土用は7月20日~8月7日
京都ではこの土用がくると、土用餅(土用のあんころ餅)を食べます。
母や祖母が土用の入りには、『これは、食べとかんとあかんもんえ!』
と言われ続け身に沁みてしまってるようで、ことしもやっぱり戴きました。
宮中の行事に倣った京都の風習は数知れず、これもその一つと思われます。
昔、お公家さんたちには、土用入りの日に お芋さんの葉を煮だし、その汁で餅米の粉を練り
丸くまるめて味噌汁に入れ食べると、暑気あたりをしない と言う風習がありました。
徳川時代には、餅をあずきあんで包んで食べると、夏季の悪病災難から逃れると変わってきました。
土用の丑のうなぎ・お肉 いろいろ食べんとあかんもんは有りますが、
夏は暑さ負け、冷たい物を食べ過ぎの体調崩し、冷房病、・・・・などなどろくな事がない季節
何であれ、精(栄養)をつけ、げんなり感を吹っ飛ばして元気に乗り切りましょう
現在のあんころ餅は、こし餡・粒餡で柔かいお団子を包んであります。
写真は、錦の高倉通から入ったとこにある畑野軒のあんころ餅、
夏向きに餡の塩がすこし効いてさっぱりした後口でした。
真の祇園祭の後半 還幸祭
7月24日 祇園祭後の祭り=還幸祭が明日行われます。

巡行そのものが祇園祭の中核のように思われがちですが
17日八坂神社から祭神を乗せた3基の神輿が出る神幸祭と、
24日神社に戻る還幸祭が、八坂神社の中核の神事です。
17日の巡行、24日の花笠巡行は、それぞれの先触れ・奉納的な意味の行事です。
言い換えれば、民衆側のお祭と神社の神事並行して祇園祭が作られています。
元々祇園祭山鉾巡行は神幸祭の日と還幸祭日に二度行われていました。
都市環境の激変で2度の巡行が物理的に無理となり1度に纏められたため、
24日の後の祭の代わりとして「花笠巡行」が昼間に行われる様になりました。
同日夕方から、本来の神事「還幸祭」神輿巡行が行われます。
神幸祭でお旅所に一週間鎮座されていた神霊をのせ
午後5時15分ごろから、四条御旅所を3基の神輿が出発します。
氏子地域を巡り、三条御供社で祭典後、神輿に明かりを入れ、
午後9時ごろから11時ごろまでに八坂神社に還幸。神霊を八坂神社本社に戻されます。
この後、28日には、神輿洗いが再度行われ、清めたお神輿が神社に収められます。
この神輿の行事は伝統と格式を誇る3つの組が取り仕切り、独得の文化を伝え守っています。
祇園石段下に集結し何トンものお神輿を差し上げまわし大変な勢いで町を廻る様を見られたら
京都の思いがけない勇壮な一面を発見され、強烈に驚かれる事でしょう。
このあと31日には八坂神社の摂社の一つ「疫神社」で茅の輪くぐりが行われ
1ヶ月もの間続いたお祭が終わります。
着物で夜桜 京都円山公園

京都の桜でまず注目の円山公園の夜桜
『お花見時分は混むしなぁ』と京都の人は案外敬遠する場所です
なんと30年ぶりに見物に出かけました。
往年の見事さからは少々見劣りますが
やはりリッパでした。
入り口から祇園さんを抜けすこうし坂を登ってきます
姿が見えてくると皆一様に「おー」と声を出したはりました!
着物の二人は、ちょっと目立ちます
『きれいですねぇ』
『やっぱりきものはよろしいねぇ』
夜桜に、行き会う人は皆別嬪さん
この夜も、度々女性からお声をかけてもらって良い気分でした。
皆様も着物でお花見においきやす
まだまだ京都のお花見は続きます。
二条城 嵯峨広沢の池あたり 植物園 京都御所 賀茂川河端の道筋
見所は盛りだくさん・・・
保津川下り
3月10日から、保津川下りが再開されました。
亀岡から嵐山まで急流下りを楽しめます。
前シーズンは、落石事故などで、一部歩行が余儀なくされたりしていましたが
今季は予防処置などされたとニュースが報じています・・・
先日用事で五条通から国道9号線を車で走っていましたら
こんな物を目撃しました。
嵐山まで下った船が、今度は陸をトラックで運ばれ亀岡へ帰るところです。
“きものさんぽみち”の小豆粥と初詣
2007年“きものさんぽみち”着物でお出かけのスタートは
小正月の小豆粥お祝い会と初詣で始まりました。

お祝いのご馳走は「小豆粥」
まず大福茶(おふくちゃ)で『お祝いやす』 をしてから
まず着付けのお稽古をして艶やかなきもの姿に。
今日はみんなでお手伝い、とくれば襷掛けです!
支度が整いました!『さぁおあがりやす』
『小豆粥って初めてです』『白味噌のおつゆもっと甘い物と思ってました』
麹のお味なのでほんのり上品な甘みでしょ』
柿なます、干し柿のきざんだもんが入ってるんですネ』
『おさらの上で二つのやまに盛り分けるのなんでです』『うちでは昔からそうやるんですよ』
お祝いの献立の最後は、お正月のお菓子でお薄を点てて戴きましょう
初詣に出発する前に
お雛祭りに行う予定の「投扇興」のお遊びの予行演習をしばし・・
普通の大きさの扇を開いた状態で
箱の上に立てちいさいかわいらしい扇の的をめがけてひらりっと投げます
扇はまっすぐ飛ばない事が多く、なかなか的に当たりません。
あたっても、上村松園の描く点数表によれば一点や五点など低めの点。
面白くないので独自点数表を作って甘い目の点でみんな大いに盛り上がりました
お雛さんの時の本番投扇興大会が待ち遠しいわ!
さて初詣はいかに・・・この項続く
京都のお正月
三が日が穏やかに済みました。京都の町ではまだまだ松の内が続いています。
七日間で明けるおうち15日までをお正月とするおうちと色々ですが
我が家は15日・小正月までが恒例。
松の内の間は、床の間のお正月飾りをはじめ
玄関に、注連縄で結界を作り、根引きの松を一対飾ります
この門松は、歳神さんの依代めでたくお正月さんに降りてきて貰います。
「根引きの松」 真っ白の半紙、紅白の水引等で形作ります。
家の中にも、輪飾りを要所に飾り清浄を保つのが慣わし。
市販の輪飾りに、うらじろ、ゆずりはを組み込む、神棚・仏壇・台所・お風呂場・手洗い等に掲げておきます。
(ゆずりは、うらじろはお鏡さんの下にも敷く)
お正月の用意は家うちの設えだけでは無くお煮しめを作りながら、
お椀やお重、お屠蘇の用意、色々と忙しいながら
毎年のように晴れ晴れしい心持となり、元旦を待ちます。
赤穂浪士 慰霊法要
12月14日は、赤穂浪士討ち入り
京都は大石が隠棲した山科、目くらましに遊んだといわれる「一力」等
多くのゆかりの場所があります。
事件の後、切腹した小野寺十内にゆかり深い西方寺(東山二条)でも
毎年慰霊法要が行われています。
小野寺十内の縁につながる人が遠方からも列席されます。
私達も参列しました。
京はことさら冷える時期、着物を紬にして羽織を重ねて出かけました。

本堂内陣の周りを歩き巡りながらの声明による珍しい形式。
派手さを押え、奥ゆかしい法要です!
法要後、討ち入りの日の雪にちなんだ「つぶ餡に白化粧のきんとん」と
お抹茶の接待に口とお腹がほころびます・・・
お抹茶を戴いている時後ろのおば様がさりげなく羽織の衿を
折り返して直してくださいました。
京の町に着物で出かけると人ごみに揉まれて帯がいがんだり
どこか不都合なまま知らないでいても
必ずお助け手が登場してそろっと直してもらえます・・・
着物の町ならではの自然さ、ありがたいです。
さて、最後は琵琶の弾き語りの奉納。
赤穂浪士討ち入りの一節が朗々と澄み渡る声で詠じら、
この出来事のいろいろが偲ばれるひと時・・・

最後に、ご住職さんのおだやかなお人柄の良く出ているご挨拶も
心に沁みる慰霊の会でした。
住職さんの後ろに見えるのは、
このお寺にゆかりの深い秀吉の木像。
実際の秀吉の体格実物大といわれる像は
顔つき体つきそのままと言われる「秀吉」の等身大の像が特別に公開されます。
ある時火事が起こり、その時のご住職が背負って逃げられた逸話があるそうです
小野寺十内の妻は、西方寺にお墓を建立し、菩提を弔った翌年、
養女の眠る本國寺・了覚院に籠り、
『夫(つま)や子の待つらんものをいそがまし 何か此よに おもひおくべき』
という辞世の句を残し、数日食を断ち 自死するという最後を遂げています。
四十七士の周りには、埋もれ、知られていない
数多くの痛ましい出来事があったと推察できます・・・
京都は主君・浅野家に所縁深く
赤穂浪士の慰霊は、このお寺以外にも
祇園「一力」の主座敷の後ろの小部屋に四十七士の位牌が、
篤く秘めやかに祀られている他
山科大石神社やあちこちでも慰霊の行事が行われます。
洛趣会 京の偉大なるマンネリズム
洛趣会とは、京都の老舗中の老舗30軒が、毎年11月3日4日
主に大きいお寺を会場として自慢の品を展示する園遊会。
宮脇買扇庵 とらや ゑり善 尾張屋 美濃幸 一保堂 永楽 辻留 寺内 いづう 松栄堂
伊と忠 竹・西河 千総 初瀬川 たち吉など有名な所ばかり
『売り申さず お賞めくだされ』のサブタイトル通り
各店のブースには選りすぐりの品々が並び目を奪います。
案内のはがきに毎年大きな天狗さんが。
きっと天狗してますと洒落のめしているものかと・・・
第1回が昭和3年 今年が74回目
会場も、東福寺 黒谷さん 相国寺 妙心寺 東本願寺 永観堂 萬福寺・・
京都の大きなお寺を網羅しています。
贅と都の粋を尽くした品々を見せてもらいお寺の佇まいも味わえる大人気の催し。
あちこちで、お店の人とのご挨拶が繰り返され 秋の京都の社交会場の様相。
このような会が1928年から80年近く続くとは
(運営も50年ほど見せてもらっていますがほぼ同じ)
なんとも贅沢でおっとりした会でしょうか
こんな会場には着物が一番! 皆で出かけました。
艶やかな着物美人が一杯来場して私達も立派に花を添えてきました!(#^.^#)
今年は祇園歌舞練場。いつも「都をどり」の会場になる艶やかな場所。
一通り見物の後は、お抹茶とらやのおまん・おはりやさんの一口そばでほっこり
会場の入り口には、京都独特の「配膳さん」というおじさん方が下足番をしています。
ここでは履き物係ですが、あらゆる会や宴席に出張し、
お客様の案内、お茶接待、お膳運び などなど運営に欠かせない
スタッフとして昔から活躍しています(「京の配膳さん」という著作も有るぐらい)
洛趣会のような会には欠かせませんよ
祇園真っ只中の会場の帰り道
来年第2回目のお茶屋さんで遊ぶ会を計画していますが
そのお茶屋さん「よしうた」さんの前を通り
一力の前を通って帰途に着きました。
あーおいしかったし、目のお正月したし
満足満足・・・
櫛祭り
毎年「く・し」=9月第4月曜日は古来女性の髪を飾ってきた櫛を供養するお祭りがおこなわれます。
東山・安井金毘羅宮では各時代風俗の髪型に結い、
その時代を忠実に再現した衣装で装った女性が参列して
古櫛や折れ櫛の供養神事がおこなわれた後、風俗行列が祇園界隈を廻ります。
櫛供養塚
百鬼夜行絵図に見られるように
古びた道具を捨てる時、丁寧に供養して塚などに納めお化けにならんように
鎮まっていただくという日本の祀りの形は奥床しい。
時代風俗研究の観方コレクションで有名な吉川観方と、南ちゑさん(故人)を中心に
昔のきものの正しい着付け、結髪の研究グループの櫛供養が発端。
神代から大正時代まで忠実に再現された衣装が目の前に見られます。
教科書で読み過ごす歴史上の登場人物と言うのではなく
血が通い、笑い泣いた人々として親近感を持ってしまいました。
それにしても、つやつやの黒髪が技巧を凝らして結い上げらて、
「ほんまに美しいー」とため息が出ます。
供養される櫛々・・・
様々な髪型はその時代のその女性の社会的な位置付けまで表しています。
娘さんの髪が、高島田のお嫁さんになり
新妻さんの髪になり、熟練のおかみさまになり・・・
また舞妓さんの割れしのぶが衿替した芸妓さんの髪形になってというのが
実際に見られる良い機会。
“きものさんぽみち”のメンバーともども見物に出かけました
揚げ巻き 耳かくし いずれも大正時代 今見てもモダン!
桂女:白い布で頭を包んでいます。 桂川であゆを獲り頭に載せて今日の町を商って歩いた
奈良時代 衣装は文様を加飾する原点、絞り染めが見られます
額と目元口元に朱の菱形のお化粧がかわいらしい
右の写真:レニングラードカウボーイご存知ですか?
位置は違いますが、このとんがり具合ええ勝負してます!
これまた、カブトガニ! スターウォーズのアミダラ女王や他の人のヘヤースタイルの
ヒントになったのではと思えるほどユニーク
日本のアクセサリーは髪を飾る物と帯飾り(帯留など)が多数派
美の極致のような櫛・かんざし・笄(こうがい)の見事さは言いようがないほど。
ここ、金毘羅さんは悪縁切りの霊験ありと有名。
境内には、縁切り祈願のおみくじを貼り付けた、このような石のトンネルが有ります。
ここをくぐると願がかなうらしい・・・
貼り付けられたものを見ると、
『私〇〇子と◆◆男の縁が切れますように』等と生々しい言葉が書き連ねてありました。
私達の衣装も、祖母のお下がり・母のお下がりです。
祖母の若い時、大正昭和初期の絽の染帯は「まっピンク」ともいえる
鮮やかなローズピンク、渋めのつむぎにこの鮮やかな色で
ぐんと若い衣装になって効果満点。
9月末とは思えないお天気と風俗衣装の艶やかさに興奮気味の半日
“祇園小石”のかき氷で口・喉も満足満足
「藤」 滝の如し
- Date
- 2006-04-27 (木)
- Category
- 京の四季
京都の桜も終焉を迎え、今度は藤の花があちこちで綺麗に咲きそろってきました。
うちの家から5分ほどの場所に、毎年見事な藤が咲くおうちが一軒。

大屋根から滝のように咲き落ちています。
大人しく棚に沿って咲く藤とスケールが違うでしょう!
何気なく自転車で通りかかった人も、思わず急停車するほどの迫力。
たいていの人は、降りてひとしきり眺めています。歩いている人ももちろん立ち止まり感嘆の声をあげます。
このおうちは普通の民家、お家の方が水遣りに出て来られた時言ってられました。
『水のみで特にがんばって手入れしてるわけでもないんですよ』
でも今年も見事み咲きそろっています(27日現在)

毎日の生活圏、自転車でのお使いの途中には、まだ何軒か藤の咲くおうちがあります
ちょっと遠回りになっても見に行きます。
そんな場所、皆さんもお持ちではありませんか。
こういう場所の事を、私の『すいば』といいます・・・
スイバ:http://www.kimonosanpo.net/sanpo/honya.htm
今年のメジロ “きものさんぽみち”のお庭
- Date
- 2006-02-06 (月)
- Category
- 京の四季
今年はほんとに雪が良く降ります。
京都は天気予報だと大阪にまとめられています。
・・・が、近畿一帯が晴れや曇りでも、京都は街中でも北部に属する如く雪・みぞれが降っていました

今年も12月頃から、毎日つがいらしい2羽のメジロがやってきます。
松ノ木にぶら下げた籠のみかん・りんごが目当て。
交代で周りを見張りながらの食事風景。