October 20, 2006

10月22日は時代祭り 準備作業目撃!

午後の散歩の途中、元明倫小学校:現在の「京都芸術センター」に
【時代祭り】と書いた案内板が置いてありました。

あさってのお祭りの関連資料の展覧かなと、表示矢印に沿ってふらふら入っていくと
なんと平安講社のメンバーが行列の衣装の準備作業の真っ最中!

事務局の人に『関係者ですか?』と聞かれているところに
知り合いの黒紋付屋さん(正真正銘の関係者)とばったり会って事なきを得(ーー;)
(関係者のみ入れる場所やったんやぁ)少しの間見学・・・

一人きちんと衣装を着けた人が椅子に座っています。
どうもその人が見本になって、その人の身につけただけの衣装が揃っているかを目標にして
大きな箱からいろんな着物や小物を出し、広い体育館の床に等間隔で人数分並べています。

ある所では、わらじの紐を編んだり、各部品を結びつけたり、点検したり、
細かい準備におおわらわ。

時代祭りは、
平安遷都から1100年目にあたる明治28年に始まった京都三大祭のひとつ。
明治維新から時代を遡って行く各時代の著名な人物の行列で京都の歴史を実見できます。
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(烏丸二条を通る、大原女の行列)
それぞれの人物は、時代考証のが正しくされている衣装を着けているので、
歴史的な流れを追っていくと同時に
衣装から時代を垣間見たり、着物の変遷、歴史的な変化を目の当たりにできる興味深いお祭りです。

この行列は「平安講社」という市民中心の組織が運営しています。
各小学校区が単位となって準備・行列の登場人物になるなど
大変なエネルギーで続けられてきました。
5月ごろ町内会から「平安講社」に今年もご寄付お願いしますと言う回覧板が廻ってきます。
わが町内会は、1組から6組までに分かれていますが
組(10軒)で毎年2,000円ほど寄付しています。

このお金で、お祭りの運営、衣装の修理・新調が出来ています。

22日は、時代祭行列(約2,000人、2kmの行列)が正午に御所・建礼門前を出発し、
御所 堺町御門から市中へ出て、
烏丸御地(12:52) ⇒ 市役所前(13:20) ⇒ 三条京阪前を経て ⇒ 平安神宮(14:30から15:00)に到着の予定 

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(同じく白川女の行列の前・“きものさんぽみち”のお仲間)
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京都らしい、のんどりとゆっくりの行列を急かず騒がずお付き合いいただいていると
歴史を遡りる時間旅行の気分を味わえるのではないでしょうか・・・

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October 06, 2006

お座敷も衣替え

10月になりました。

夏の間ひんやり涼しい空間を作っていた夏座敷仕様を
半日掛かりで冬に戻しました。

建具など、みな二階に片付けてあるので、狭い急な階段を上り下り。
手順を間違えると大混乱。

マ、長年のことで慣れてはいますが、年々「しんどさ」が
「慣れ」を上回っているような気もしてきました。

若いもんに「てったい」を頼みなんとか終了。
=てったいとは撤退ではありません、手伝いを縮めた言い方
   昔は家事手伝いの女性を「おてったいさん」等と呼んだ時代もありました=

秋仕様のお座敷は、しっとり落ち着いて納まりの良いお部屋です。

着物のお稽古も、袷せ・羽織の秋の衣装が多くなりました。
お稽古のあとそのままお出かけを楽しまれる方も多く
玄関がはんなり・・・   『いってらっしゃい』

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September 30, 2006

2006 10月 京都 きものでお薦め散策

10/1日~11月30日  浄瑠璃寺 吉祥天女立像開扉
・相楽郡加茂町西小札場 三重塔(国宝)開扉 境内に安置されている薬師如来坐像(重文・一木造・藤原時代)を拝見出来ます。(晴天時のみ)
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1~ 5日 瑞饋祭 北野天満宮及びお旅所
ずいきとはサトイモの茎。秋の収穫(五穀豊穣)感謝のお祭りです。作られるお神輿が大変ユニークなもの。名前の通りずいきやたくさんの野菜で趣向を凝らした有名な場面が作られた、めづらしいものです。1日から4日午前中までお旅所に飾られ、4日の還幸祭で(御旅所(午前10時)から天神さんまでの行列が見られます。
お旅所:上ノ下立売通西大路西入る(北野中学前バス停下車)
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7~8日 高盛御本膳行列 北白川天神宮 高盛御供のページに詳細。
前から徹夜で神饌を準備し白川女特有の「頭に載せて」、お供えの神様のお膳・ご馳走を女人行列で運び奉納するこれもまた特異なお祭り。
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【観月の催し】
5 ~7日  大覚寺  観月の夕べ 
名月鑑賞(午後5時頃~午後9時頃)大沢の池にて舟上より観月。(舟上には茶席が設営 (船券1200円) 満月法要(午後6時半頃)五大堂で月光菩薩に献花が行われます。
6日 下鴨神社   名月管弦祭
・祭典(午後5時半~午後9時頃) 橋殿で10余人の楽人が演奏。・舞楽・筝曲・尺八、 お茶席も設けられます
6 日  上賀茂神社  賀茂観月祭
  ・観月祭(午後5時半) ・舞楽の奉納(午後6時頃)
6日 平野神社 名月祭 ・神事(午後6時半~)・抹茶の接待 300円(午後6時半~)
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7・8・9日  壬生狂言 壬生寺 毎午後1時から5番組を上演。 詳細は壬生狂言のページへ
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8日 赦免地踊り  左京区八瀬・秋元神社 八瀬童子会
(午後7時半頃~午後10時) 灯篭踊りとも言われる古風な風流な踊。 頭上に赤紙で作ったすかし彫りの切子灯籠をのせた少年8名が行列し、秋元神社に向かう。近頃の騒がしい風流とは大分違います。
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8日 今様歌合せの会  法住寺
午後3時頃~  平安朝の衣装をつけ、平安時代の流行歌「今様」を再現。今様は義経静御前といえば思い出される緋袴白装束の中世の女人芸能(脇田晴子さんの著書に詳しい)
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15日 城南宮神幸祭 ・神幸祭(午前9時)  ・神輿渡御 発御   午後12時頃 
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16~ 17日   日向大神宮例祭
顕宗天皇の代に創祀されたといわれる京都最古の神社のひとつ。向大神宮は京都の風水に重要な拠点となっている古式ゆかしい神寂びた神社です。(妖しいほどの雰囲気も・と言う人もあります)裏の方に進むと天の岩戸があり、大岩をくりぬいた洞窟の中に天照大神の祠がある。
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15日 二十五菩薩  お練り供養
菩薩が現世に来迎して人々を安養浄土に導く姿を、具象化したもの。25名の児童が金欄の菩薩装束をつけてお練りを行います。即成院(東山区泉涌寺山内町)
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19~21日  恵美須神社    二十日ゑびす  
宵ゑびす祭(19日午後8時) ・ゑびす講大祭(20日午後時) ・のこり福(21日午後8時) 
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22日 時代祭
平安遷都から1100年目にあたる明治28年に始まった京都三大祭のひとつ。
正午に時代祭行列(約2,000人、2kmの行列)と合して建礼門前を出発する。午後4時半頃還幸祭。
御所 堺町御門から市中行列し、烏丸御地(12:52)、市役所前(13:20)、三条京阪前を経て、平安神宮(14:30)に到着の予定 

名誉奉行、総奉行、維新勤王隊列、志士列、徳川城使上洛列、江戸時代婦人列、豊公参朝列、織田公上洛列、楠公上洛列、中世婦人列、城南流鏑馬列、藤原公卿参朝列、平安時代婦人列、延暦武官行進列、延暦文官参朝列、神饌講社列、前列、神幸列、列奉行、白川女献花列、弓箭組列の順   平安神宮は伊藤忠太設計
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22日 鞍馬の火祭り 鞍馬本町由岐神社
祇園祭と一緒でこのだけでなく1年前から色々な準備がされ里の人々の濃い思いが詰まったお祭りです
松明用の柴を集め、蔓で結わえなど 大変な労力がかけられています。ただ大変というだけでない、お祭り1ヶ月間は仕事にならないけれど甲斐のある誇りが見えるように感じるのも祇園祭と同じ様な里人の心意気が横溢
  神事振~篝火点火(午後6時)
  松明の点火・お練り(午後6時半頃~)
  注連切の儀(午後9時20分頃)
  神輿渡御(午後9時半頃)
  神輿御旅所着御(午後11時半頃)
  神楽松明が御旅所を7回半廻り、午前0時頃終了
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22日 嵯峨大念仏狂言 嵯峨清涼寺 
  1時半 2時半 3時半 の3回公演
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29日 二条城
市民大茶会
“きものさんぽみち”のホン近くの二条城は大政奉還の舞台で有名です。神泉苑を大方つぶし、1603年徳川家康が京都における居館として造営したものです。お城も見所いっぱいですが庭園も楽しめる穴場かもしれません、」今年もその庭園で市民大茶会が開催されます。 お茶券は10月1から二条城で発売。
1回目:10月29(日) 2回目:11月1日(水) 3回目11月3日(木・祝)
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25日  伏見稲荷大社   抜穂祭
お稲荷さんは、本来、稲が成る=農業の神さん、収穫を感謝する大事な行事。
祭典(午前11時)  本殿祭斎行後、神田で抜穂神事。

各行事とも変更の場合があるのでお出かけ前に主催者にお確かめ下さい

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September 27, 2006

京都きものパスポート2006

今年も京都の町を上げてきものを応援しようと
「きものの似合うまち・京都」実行委員会から
「京都きものパスポート2006」が発行されました(期間:2006.10.1~12.25)
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きもので京都の町を散策し、何より素適な休日にお誘いする耳よりの情報満載です

京都のあちこちに置かれています・・・
叉“きものさんぽみち”に来られた方にも差し上げています。

ご郵送ご希望の方は
〒・住所・電話番号・名前・メールアドレス を、必ずご記入の上
返信切手120円同封でお申込み下さい

お申込み先
 〒604-0061   京都市中京区小川通二条上る槌屋町607きものさんぽみち

目次
  きものパスポートイヴェント
  入場無料特典情報
  京都のお寺・神社・美術館博物館案内
  地区ごとのマップ
     他、魅力一杯の内容・・・・

注:数量限定です、無くなり次第取り扱い終了します

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September 26, 2006

櫛祭り

毎年「く・し」=9月第4月曜日は古来女性の髪を飾ってきた櫛を供養するお祭りがおこなわれます。
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東山・安井金毘羅宮では各時代風俗の髪型に結い、
その時代を忠実に再現した衣装で装った女性が参列して
古櫛や折れ櫛の供養神事がおこなわれた後、風俗行列が祇園界隈を廻ります。
IMG_20060925_2425_16_1_16_1.JPG櫛供養塚
百鬼夜行絵図に見られるように
古びた道具を捨てる時、丁寧に供養して塚などに納めお化けにならんように
鎮まっていただくという日本の祀りの形は奥床しい。

時代風俗研究の観方コレクションで有名な吉川観方と、南ちゑさん(故人)を中心に
昔のきものの正しい着付け、結髪の研究グループの櫛供養が発端。
神代から大正時代まで忠実に再現された衣装が目の前に見られます。

教科書で読み過ごす歴史上の登場人物と言うのではなく
血が通い、笑い泣いた人々として親近感を持ってしまいました。

それにしても、つやつやの黒髪が技巧を凝らして結い上げらて、
「ほんまに美しいー」とため息が出ます。
kusi27.JPG供養される櫛々・・・
様々な髪型はその時代のその女性の社会的な位置付けまで表しています。
娘さんの髪が、高島田のお嫁さんになり
新妻さんの髪になり、熟練のおかみさまになり・・・
また舞妓さんの割れしのぶが衿替した芸妓さんの髪形になってというのが
実際に見られる良い機会。
“きものさんぽみち”のメンバーともども見物に出かけました
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IMG_20060925_2399_8_1_6_1.JPG  IMG_20060925_2401_7_1_7_1.JPG
揚げ巻き      耳かくし いずれも大正時代  今見てもモダン! 
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桂女:白い布で頭を包んでいます。 桂川であゆを獲り頭に載せて今日の町を商って歩いた
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奈良時代 衣装は文様を加飾する原点、絞り染めが見られます
額と目元口元に朱の菱形のお化粧がかわいらしい
右の写真:レニングラードカウボーイご存知ですか?
位置は違いますが、このとんがり具合ええ勝負してます!
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これまた、カブトガニ! スターウォーズのアミダラ女王や他の人のヘヤースタイルの
ヒントになったのではと思えるほどユニーク

日本のアクセサリーは髪を飾る物と帯飾り(帯留など)が多数派
美の極致のような櫛・かんざし・笄(こうがい)の見事さは言いようがないほど。
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おみくじ山_1_1.jpgここ、金毘羅さんは悪縁切りの霊験ありと有名。
境内には、縁切り祈願のおみくじを貼り付けた、このような石のトンネルが有ります。
ここをくぐると願がかなうらしい・・・
貼り付けられたものを見ると、
『私〇〇子と◆◆男の縁が切れますように』等と生々しい言葉が書き連ねてありました。
私達の衣装も、祖母のお下がり・母のお下がりです。
祖母の若い時、大正昭和初期の絽の染帯は「まっピンク」ともいえる
鮮やかなローズピンク、渋めのつむぎにこの鮮やかな色で
ぐんと若い衣装になって効果満点。
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9月末とは思えないお天気と風俗衣装の艶やかさに興奮気味の半日
“祇園小石”のかき氷で口・喉も満足満足
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August 31, 2006

京都 9月 着物で散策 お薦め行事

9月9(土)上賀茂神社 烏相撲と重陽神事
 8日:烏相撲の内取式 9日:午前10時より重陽神事。この後「烏相撲」・「氏子児童による相撲」
 9月9日は古来9という陽(陰陽の陽)の数字の重なる日であることから
 重陽節句として五節句の一つに数えられ、宮中を始め一般にも祝いの日とされ
 古くより厄災祓いの日として、色々な行事がおこなわれてきました。
 菊酒を飲んだり、菊に着せた綿で花についた露を集め(被綿)、肌を拭って長命を祈るなど・・
 
 烏相撲は上賀茂神社の祭神の祖父である賀茂建角身命が神武天皇東征の時、
 巨大な八咫烏(やたがらす)となって先導をつとめるという大きな功績をたてた事と、
 悪霊退治の信仰行事としての「相撲」等が結びついて行われるようになりました。
 当日、本殿で祭典があった後、境内・細殿前庭(ほそどのぜんてい)で弓矢をもった刀祢(とね)が
 烏の踊るのように三三九躍横跳びをしたのち『カーカーカーコーコーコ』と烏鳴きをするなど
 ユニークな所作を行います。その後、児童等による相撲が行われまた、その年の葵祭・斎王代が
 観覧します。


9/9(土)虚空蔵法輪寺  重陽の節会 謡「菊慈童」・舞の奉納
 菊の節句(菊花供養)菊慈童の像を祀り、長寿の祈願を行い、
 邪気を払うとされる茱萸袋(しゅゆふくろ)が授与されます。

10(土) 大田神社 里神楽 午後7時
 杜若で有名な大田神社。毎月10日は月次祭、里神楽(ちゃんぽん)が奉納されます。
 この神楽は今の神楽の 原型といわれ、老人男女二人ずつにより舞われる、里人により受け継がれてきた、
 古式ゆかしい宗教行事。

15(木)鞍馬寺 義経祭 法要11:00~
 源義経(幼名牛若丸)を偲ぶ法要
 鞍馬山中には義経が天狗僧正坊に剣術を習ったと言われる僧正ヶ谷や、道場であった木の根道、
 牛若丸背比べ石などゆかりの地があり所縁深いところからおこなわれる慰霊祭。愛山費200円

16(土)~18(月) 梨木神社 萩まつり
     16日:茂山社中狂言「萩大名」奉納  池坊家元献花・舞踊・俳句
 萩にちなんだ狂言。田舎の侍が萩で有名なお庭拝見の愉快な顛末。
 名水で名高い梨の木神社の井戸水で点てられたお抹茶の御茶席で、着物ならではの
 立ち居振る舞いを体感しにぜひお出かけを。梨の木さんのお水は美味しいですよ

17日(日)観世会館 岡崎 茂山狂言「かなもじ会」
 社中の日ごろのお稽古の成果を舞台で発表。
 プロではない素人ゆえの面白い演目続出。気軽に狂言をどうぞ
 観覧無料 10時~5時
 
19(火)平安神宮 神苑無料公開8:30から16:30
     池泉回遊式の名園。着物で散策に最適

20(火)~26(火)市内各寺院 秋の彼岸会
     暑さ寒さの限(きり)として言われる日、先祖供養もどうぞ。おはぎもおいしいし

25(月)安井金毘羅宮  櫛祭り 午後1時 櫛供養式典。
 古くなったり傷んでしまった櫛やかんざしに感謝をこめて供養する
 お祭り。境内北側にある櫛塚(久志塚)は、女性の命とも言われる髪の美しさを引き立てる櫛をお祀りしていて、 美願のご利益有。
 この塚の前で祭典が執り行われ、拝殿で舞踊「黒髪」が奉納されます。
 その後2時頃より各時代の髪型に髪を結い衣装をまとった、時代風俗行列が神社周辺を練り歩きます。
 この行列はカツラを使わず、全て地毛で結いあげてあり、日本髪の美しさと結髪の技術のすばらしさが
 見られます。

注:変更の場合がありますので、各主催者にご確認下さい。
毎月、何かしら着物でお出かけにぴったりの行事があります。ぜひ出かけられ、楽しんでください。

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August 25, 2006

来年は「亥」

毎年干支にちなんだ型染め友禅をデザインし、染額や色紙にのれんにと摺りあげます。
これは商品にはせず会社や家の贈り物として使います。
12年前とは違う物を考案しようと、例年図柄に悩みます・・・

干支にする動物は、あまりリアルだといかつく、民芸風にすると玩具ぽくなって
友禅にそぐわないものに・・・・・
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今年は護王神社(烏丸出水)の狛猪を素材にしようと写真を撮りにでかけました。
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平安京を作った桓武天皇の信頼厚い和気清麻呂が祀ってある神社です。
弓削道教が称徳天皇の後位につかんと暗躍した時和気清麻呂の活躍で阻止した。
野望を断たれた道鏡に暗殺されかけ足に大怪我をした危機に3百頭からの猪が現れ
助けられたと言う伝説から狛猪になったそうです。
(足関連の治癒祈願が謳われています)
境内には、猪の剥製・手水舎にも猪・信者さんからのあらゆる猪グッズの奉納品など
猪オンパレードでなかなか面白かったですよ
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烏丸通り下長者町さがる(御所の向かい)

「猪子祭」が11月1日行われます
亥の日に作ったお餅を宮中に献上。
猪の多産や健康にあやかるようにと言う行事

◎この日に炬燵を開くと火事を起さない
等と言う言われもあり母はこの日まではどんなに冷え込んでも
掘り炬燵はセットしませんでした!

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August 20, 2006

地蔵盆

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地蔵盆が来ると、京都の夏も終わり近くなります
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地蔵盆は、8月23日24日前後の土日、鐘の音とともに始まります。
お触れ廻りは、子供の役目。
晴れがましくも有り、恥ずかしそうながら誇らしげに廻ります・・・

町内の今年の役のおじさんおばさんが、噴出す汗をものともせず準備して
10時と3時のおやつ、金魚すくい、輪投げ、射的、紙芝居etc・・・
小さい人たちにこの上なく楽しい日になるよう気張ります。
子供達だけでなく、お年寄りと共に一番大事なお地蔵さんをおもてなしする二日間。
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「福引き」は昔からの恒例、大きなハイライト。
商品は家庭用品こまごまとしてたいした金額の物でないのですが
当たると嬉しい!洗剤やトイレットペーパー。
もっと昔、福引はを「フゴ降ろし」と言って、引いた券を入れて二階へ上げた籠に
商品を入れてするするっとおろすと言う大掛かりな仕掛けで盛り上がりました。
お地蔵さんをお祀りする行事ゆえ数珠廻しは大事。
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槌屋町の大きな数珠は明治中ごろ誂えられたと箱書きに。
白い房が廻ってくると押し頂いて『あんっ』
『♪なんまんだぶつ♪』を鐘の音を伴奏に、繰り返しくり返しいっときのお勤め。
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大文字 五山・送り火

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お盆の締めくくりは、ご先祖さんをあちらの世へお送りする五山の送り火(大文字)。
今年も8月16日午後8時大文字から順番に点火されました。
送り火は、文字通り「ご先祖祀り」の行事。
御所から大文字を見ている人も地元派が大多数。
晩御飯を早めに片付け、団扇片手にあちらのおうちからこっちのおうちからぞろぞろ・・・
三々五々御所へ向かいます。
毎年のベストスポットから手を合わせ送りました。
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送り火の一つ「舟形」は上賀茂ゴルフコースの真上ですが
この麓にはこの地区の墓所もあります。
元々上賀茂では戒名を持たず、それでいて神道でもない人々が
俗名のままでお墓に入っている割合が高いです。
実家のお墓所もここに在り、お盆にはこの船山の麓に行きました。
入り口には西方寺があり船形を維持運営しておられる方々が
割り木を切ったり、護摩木の申込みを受け付けて居られます。
家内安全などを書き込み納めてきました。
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納めた護摩木が燃えていると思うとひとしおの送り火

御所からみえる大文字は大文字山で燃やされます。
ここには「弘法大師堂」が置かれ信心篤い保存会の人々が御守しておられます。
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火床(ひどこ)がこのように字の形に沿っています。
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この火床からまだ上へ少し行ったところが頂上(標高466m)。
ここから隣の如意嶽を通り、滋賀県大津の三井寺まで抜けられるのをご存知ですか。

賀茂川のユリカモメが毎日琵琶湖から来て夕方帰るのがちょうどこの道の上です。
銀閣寺から歩き始めて三井寺に着いたのが3時間後!(健脚の方なら1時間半ぐらいじゃないかしら)
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山道を出たところにこのような立て札が!!
多分人けがないので、失礼する人が多いのかも。

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August 10, 2006

ディープな京都のお盆 珍皇寺・きもの散歩

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京都のお盆は旧暦です。
お盆の行事は、7日~10日までの間に珍皇寺千本ゑんま堂
お精霊(おしょらい)さんを迎えるための鐘を撞きに行く事から始まります。
このとっても深部な京都を体験しようと皆で出かけました。
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ここ『六道珍皇寺』では、『六道まいり』が営まれます。
一帯は、六道の辻と言われ(一説には髑髏町とも)平安時代には葬送地・鳥辺山の入口に位置することから、
あの世に通じる処であると言われています。お盆に帰ってこられるご先祖さんの霊もここを通られます。
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まずはご先祖さんの戒名もしくは俗名をお塔婆に書いてもらいます。
いよいよ鐘を撞きます。二度綱を引っ張ります・・・
一説に、梵鐘の下はまことに地中深く(=地獄まで?)続いているそうです。この鐘の音が、道しるべとなります。
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水塔婆を線香にて浄め、そのあと槙の小枝でお水を手向け
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地獄極楽絵図を鑑賞し(?)槙の一枝を買いました(家のお仏壇用)
【西福寺】
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ここにもお迎え鐘がありおしょらいさんむかえをします叉地獄・極楽絵図小野小町九相図
等の迫力ある掛け軸が公開されています。
毎年お参りの後恒例のように買って帰るのが
【幽霊子育て飴】
そのむかし、毎晩店を閉めるころになると、若い母親らしい女の人がほとほととあめを買いに来ました。
あまりに毎晩の事お店の人が不思議に思ってつけて行きました。
そうすると、お寺のお墓のほうへスーッと入っていきます。恐る恐るお寺の和尚様と、お墓を調べますとお墓の中に気配が・・・堀り、開けると赤ちゃんがあめをしゃぶっていたと言う事です。
死んだ後も子供を思い、あめを買って育てたと子を思う母の心が評判になり飴やさんには、
お乳の出ないお母さんや子供の健康を祈り大勢の人が飴を買いに来たと言うことです。
幽霊も買ったという飴、これはぜひとも味わってみましょう。去年暮お引越しで
西福寺さんのお向かいになったみなと屋さんで売っています。
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このあと「大文字」の元になったかもしれないと言う説もある
六波羅蜜時(萬燈会厳修)を見物
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本堂内で灯芯による大文字を点じ、七難即滅・七福即正の祈願が空也上人以来の伝統行事としておこなわれ
火の要心の護符が授けられます。
さてさて最後は 
 【五条坂 陶器祭り】 
毎年迎鐘の帰りの楽しみになっています。とんでもなく安い掘り出し物を探しましたよ 
IMG_20060809_14.JPG  IMG_20060809_15.JPG
ここまで出発してから2時間半
喉からからで体温急上昇止まらず倒れこむように皆で入ったのが「KANO」 (五条大橋畔)
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冷たい冷たいアイスティーアイスコーヒー!  沁み渡る水分のありがたさ、あっという間にコップが空に。
お疲れさんでした(でも面白かった!)

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August 03, 2006

友禅染 摺り型染めの刷毛

刷毛Z.JPG
“きものさんぽみち”は明治中期創業の古い染屋です。
藤匠1.jpg
会社の建物も昔からそのまま。
タタキの通路が一番奥まで通り、建物は夏もひぃやりしています。
絵具場B.JPG
友禅の出発は染料から
ここ絵具場であらゆる色を調合します。
お鍋と玉じゃくし・・・
なんか大雑把な道具のように見えますが、
ここから繊細で微妙な色を魔法のように作りだす!まさに職人さんの技「その1」です。
ほんまにさじ加減なのです。
友禅・摺の職人さんは、この絵具の調合から修行に入ります。
刷毛C.JPG

刷毛.JPG
これは特殊な“ぼかし刷毛”
ぼかし刷毛.JPG

もっと特殊な微細な部分用“ぼかし刷毛”
ここまでくると刷毛屋さんの既製品にはありません
使う職人さん自身で、刷毛をほぐして 都合の良いように作り直します。

柄の太さと刷毛の先のアンバランスさが、その職人さんにもっとも使い良いのです。
直径1cm~2cmぐらいの細さ

こういう風に持ちます

職人さん個人個人全てが違う持ち方をするそうです
(型写真)
少し前までは渋紙(強い和紙に柿渋を何重にも塗り重ねた物)を小刀で切り込みを入れ
20枚50枚100枚と図柄によって摺り重ねて文様を染めていきました

次回は型紙などもご紹介します

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夏限定の和菓子 はまづと

はまづと.JPG
ハマグリと思われました?
いえいえこれは「浜土産」はまづとと読みます
涼しげな色、貝合せのように趣き深い和生菓子。
琥珀寒の黄色と、大人の味浜納豆(醗酵した大豆・納豆)のこげ茶色がおしゃれ。
口の中に入れると、ぷるんほろりと 崩れ具合も上品
透明なお菓子は夏にぴったり(夏季だけ作られています)
浜土産.JPG
今日お使いもんにするため亀屋克則さんにに行きました。(堺町三条上る)

せっかく美味しいお饅屋さんにいったら自分用も買わずには居られません
葛焼きと水牡丹を確保
水出しの美味しいお煎茶と絶妙の取り合わせ!
今日はちょっと辛抱し切れへん事があったけど、いっぺんに気分良くなりました。
葛焼きA.JPG

水牡丹.JPG

透明と言えば「したたり」(亀廣永 高倉蛸薬師上る)
したたり.JPG
祇園祭菊水鉾のお茶席のお菓子として有名。
通年のお菓子ですが夏に戴くとよく合うように思います

亀廣永さんに行ったときも夏きものでした
たまたま仕立てあがったポーラを着ていましたが
透けた夏きものが涼しげと、たいそう褒めていただいて、しばしきもの問答・・・

このお店のご主人さんと息子さんは、菊水鉾のお供に毎年ご奉仕されているそう。
麻の裃袴の正装はなかなか重労働。
7月17日の大雨の巡行では傘も役に立たないほどの降り。
裃・着物・袴はもちろん足袋、草履も水を吸ってとにかく重たかった。
後始末がえらいことでしたとお話されてました。

1ヶ月に渡る「祇園祭」は何千人の下から支える人たちの力があるのか
考えると気の遠ぉくなる心地。
それでこそあの文化の奥行きと魅力に繋がるのなやなぁ
叉一段と納得したお菓子屋さんでの談義のひと時でした。

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July 28, 2006

きものさんぽみち便り

  ┏━━━━━━━━○o 。━━┓
     きものさんぽみち便り   
  ┗━━━━━━━━━━━━┛
         Vol.130  2006・7・28
http://www.kimonosanpo.net

┏━もくじ━━━━━━━━━○o 。━┓
■1 真夏に着物 注目の的         
■2 8月 お盆の事           
■3 真夏の京都お薦めきものさんぽ    
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛
━━━o━━━o━━━━o━━━o━━━o━━━o━━━o
7/1の吉符入で幕を開けた祇園祭、
24日おみこっさんの還幸祭で終幕が近づきました。

今年の山鉾巡行は大雨の中、
重文級の山鉾の懸装品も、鉾の部材も
かみしもや着物、2000人からのお祭り衣装を洗ったり、乾かしたり
後片付けが大変だったようです。

この後、31日八坂神社内「疫神社」茅の輪くぐりが
締めくくりとなります。

各地で災害をおこした長雨・豪雨も納まり
やっと梅雨も明けたようです
さぁ暑い夏本番 ・・
_____________________
● 盛夏に「夏きものデビュー」実現 ●
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
タンクトップでも汗だらだら
そんな横を、薄物きもので日傘などさしてさらっと歩けば
かっこいいでしょ。

あなたの「夏きものデビュー」実現ノウハウを

十二単から小袖へ、
室町時代に今の形に定着した着物は京の都が発信地。

沖縄の人も驚く京都の夏の暑さは、今も昔も・・・
この暑い土地で涼しくする為のたくさんの工夫が
積み重ねられてきました。

【涼しくする工夫】
◎天然素材を着る
  暑い→汗をかく→洗える着物にする
  と言う事でポリエステルにされる方も多いのですが
  天然素材の涼しさを経験すればポリは着られませんね。
◎薄い織物を着る
  セミの羽のような布地をふわりと纏う:想うだけでも涼しげ!
◎細い糸で織った着物を着る
  夏大島・夏結城・夏紬など薄手デニールの布
◎糸の素材を涼しい物に
  麻のしゃきしゃきを身に纏う=上布と呼ばれる麻織物が代表的
◎織組織の粗いものを着る
  絽・紗など目の粗い織物を着て歩くと風が体を通り抜けます!

◎半衿も絽・麻などを使う

◎小物も夏仕様に(帯枕:糸瓜を芯に)
◎夏の足袋を履く
◎裾除けのまつわりはいらいらの素、ペチコート式が快適
◎長襦袢の素材も麻、絽、綿ローンなどが涼しい
◎見頃をクレープにした袖合体式半襦袢は、
 毎回洗濯機で丸洗い出来最高。

◎薄物きものはまだまだ手が届かないと思っておられるあなたには
 サマーウール(ポーラ)をどうぞ。
 強撚糸のしゃきしゃきの透けた生地です。(ウールと絹の混紡)
 浴衣よりぐんと風を通します
 価格も反物からオーダーメイドで、浴衣2枚分ぐらいです。

【後始末編】
◎絹の着物、長襦袢は、よほどの汗でなければ陰干しでしのぎます。
◎麻素材の物は、強く絞ったタオルで汗をとんとんたたき
 膝後ろのしわに霧吹き、きちんと畳んで「敷きのし」します
いずれもシーズン終了後、しっかり丸洗い(京洗い)してから
しまってください。

こんな事色々参考にされて今年の夏は夏着物でびしっと注目の的になってください。
____________
● 京都のお盆  ●
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
http://www.kimonosanpo.net/sanpo/obon.htm
京都のお盆は旧暦でおこないます。
8月7日~10日の間に六道珍皇寺や千本ゑんま堂で迎鐘を撞き、
ご先祖さんの霊を迎えます。
(これら、お祀リごとやお膳、行事もすべて『おしょらいさん』と  呼びます)
おぶったん(お仏壇のこと)を磨き上げお守りもんを賑やかにお供えできたら、お墓にもお参りします。
我が家では14・15日は可愛らしいお膳2客に精進のご馳走
を差し上げます。
1週間ほどは毎日お饅屋さんにその日の決まりもんの和菓子が売っているのでそれを備えます。
10・11日あたり:おけそくさん(白餅)と迎へ団子(自家製の白玉団子でもOK)12日からは、おはぎ・白むし(色をつけないおこわ)など
家のお仏壇にお寺さんがお経を上げに来られ
家のもんや帰省の子供達や孫達が神妙に手を合わせ
あとは15日に送り団子を白玉で作り
16日には大文字の火を御所のベストスポットまで見に行き
手を合わせて送りだします。

「大文字」はけっして“焼き”をつけなずにただ「だいもんじ」
仏さんの送り火ですから叉来年まであの世にお帰り下さいと手を合わせます。

この頃になると、暑いながらも底の底のほうにちょびっとだけ秋に近づいているように感じます。

観光行事でない「大文字・だいもんじ」
今年はしんみりとご先祖さんからの引き継いだ時間に
思いを馳せてみてください
____________________
● 真夏の京都お薦めきものさんぽ  ●
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
http://www.kimonosanpo.net/sanpo/8gatu.htm
上記のお迎え鐘:お盆の行事をはじめいろいろご紹介しています
趣き深い京都の行事に、着物でのお出かけは如何でしょう。

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July 19, 2006

京都 着物さんぽ 「足つけ神事」 「みたらし祭」

今年の土用丑の日は7月23日
下鴨神社では、夏の盛りに健康その他もろもろを祈願する足つけ神事「みたらし祭りが催されます
7月20日(木)~23日(日) 5時半から10時半まで
http://www.kimonosanpo.net/sanpo/asituke.htm
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yuraigaki2.jpg
京都では、何か事あるごとに特定された食べ物(特におまんじゅう系が多い)を食べます。
土用丑の日は「あんころ餅」 土用餅ともいいます。
これを戴き、その上に足つけ神事に行けば 怖い物なし!

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祇園祭 24日還幸祭・花笠巡行

京都にはほんまによぅけ遊ぶ事が多いですね。
遊びと言っても、タイトルは「お参り」と言う信心系にしてありますので
女性も何かと出かけ易いシステムが素晴らしい生活の知恵です。

さて
7月は祇園祭が京都の町を一ヶ月間席巻しています!

巡行が済んでもまだまだお祭りは続いていて
現在は寺町四条のお旅所に3基のお神輿っさんが鎮座して
皆さんのお参り(無言参りの人も含む)を受けています・・・

24日:昔の「後の祭り」の日はこのおみこっさんが八坂神社の還る日です。
還行祭と呼び、この先触れ行事として巡行が行われていました。
昭和41年以降は巡行は17日に合同され、花笠行列が代わりの先触れ行事です。
----午前10時八坂神社出発----
(古の昔、私 第一回目の花笠行列に参加、
  花笠をかぶって斜染め分けのきものを着て四条通をあるきました!)

夕方からは還幸祭本番、お神輿が再度京の町を練り歩きます
今年はこの勢いあふれる勇壮な様子を見にお出かけ下さい
-----pm6:30頃石段下で差し上げや差し回しが見られます---
もちろん駒形稚児さんが白馬に乗って先導します。

今年の祇園祭は雨が多く
24日のお天気を今から晴れーはれーと念じてましょう

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July 17, 2006

知る人の少ない 祇園祭・神輿巡幸

kuzetigo2.jpg
大雨の中今朝祇園祭り巡行が行われています
ちょうど各山鉾町に戻り、解体片付けに入っている頃です

これでお祭りは終焉と思っている人が多いのですが
実はこの巡行は神幸祭の先触れ。本来の祇園祭の核である神事・神輿巡幸のへの奉納行事といえます。

夕方4時半頃から八坂神社では綾戸国中神社のスサノオノミコトと八坂神社のスサノオノミコト
を合体させる神事が行われます。
この後、三座の神輿が出て石段下に集結、熱気あふれる「差し上げ」をした後
氏子地域を10時ごろまでかかって巡幸します。
氏子はこの神輿の神を拝み疫病退散・などを祈る純粋な神事です

このお神輿さんには祭神スサノオノミコトが祀られますが、只のスサノオではありません。
八坂さんのスサノオは和御霊(にぎみたま)。
駒形稚児と呼ばれる綾戸国中神社の稚児が、駒形の御神体を胸に奉持し
乗馬で祇園さんまでお連れするスサノオは、荒御霊(あらみたま)です。
この両神が17日合体すると最高の霊力を持つ神となり、
この最強のを神を神輿に移し、神幸祭・還幸祭が行われるのです。

神幸祭の先触れが17日今日の巡行。
還幸祭の先触れが24日の花笠行列(昭和41年・1966から前と後が合同になった代わりの行事)
雅やかな巡行に比べ、大変な勢いのおみこっさんを見られたら驚かれると思います。

駒形稚児さんは、この蒸暑い中城陽市あたりから来られます
昔は実際に乗馬で移動、(現在は車で)
石段下の原了郭が稚児宿として江戸時代からお世話を続けていて
まずここへ入り、衣装等を調えて神社祭殿に上ります。
稚児は祭神の化身!馬を本殿まで乗り付けます
(長刀鉾のお稚児さんも人間としての最高位なので大名格の扱いながら馬を乗り付けるのは
神様格の駒形稚児のみです。)
神事の後、最強の神の化身の稚児が胸元に馬の首(駒形)を下げおみこしの先導役をします。

夜の町に『お神輿っさんが来はるえ』と呼び交わし
頭を下げ拍手を打って神さんを拝むのが小さい頃からの慣わし。
巡行とお神輿巡幸両方祇園祭には欠かせません

『ちゃんと拝むのえ』と言ってた祖母が夏、汗でお化粧崩れ激しい人の顔を見ると
すぐ言いました。
『おぉお、駒形稚児さんみたいになって』
この暑い中長時間の御先導役ほんまにお疲れさんです。

何はともあれ今夕石段下や中京の町中をおみこっさんのおかっけで
京都の意外な一面を発見されたら如何でしょう

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July 15, 2006

祇園祭 宵山

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役行者山(前ご紹介した行者餅が奉納される山です)
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祇園祭宵山のもう一つの見所は屏風祭り。
都の町衆の美意識と経済力は個人がとんでもない美術品を持ち驚きです。
お祭りの時、それらを玄関から、窓から見物できるよう表を開け放しています。
ここは新町通り。三条から下がって北観音山の町内の吉田家の前。
お店の間から、ずーっと奥深い町屋の構造が見え、設えと飾られた小袖や屏風の見事さに感嘆。
藤井絞りのおうちも奥のお座敷まで見え、室内の飾りつけだけでなく、
晩のお祭りのお客様の準備の様子までみえて、町屋のお祭りの風情も実感でき興味深いものです

鯉山は左甚五郎作滝登りの大きな鯉に注目。
16世紀のベルー製タペストリーが伊達藩から派遣された、遣欧使節により持ち帰られ
巡り巡ってこの町内に。重要文化財です
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鯉の滝登りは出世海運って!さぁどの御守にしょうかな
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船鉾は神宮皇后の海戦神話がテーマの鉾
ユニークな船の形と、動きのダイナミックさで人気の高い鉾。早速登ってみました。
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航海してる気分です。
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区内の子供達が祇園祭のフィールド調査で、一生懸命船鉾のおじさんにお話を聞いていました。
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あらっ今日は無料なのね。着物で出かけてきて得しました!
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月鉾は美しい鉾です。
四条通月鉾は鉾頭に三日月を載せシルエットの美しさ、意匠の凝りかたも高度な鉾。
美術的にも大変重要な物です
天井には源氏物語の各場面が扇絵の形で描かれ彫金なども精緻を極めます
西洞院四条に一番人気「蟷螂山」
ここは毎年ゆっくり目の準備作業
今日もカマキリさんはまだ登場していません
「カマキリが居やらへんなぁ」と言ってると町内の人が「あそこで組み建ててるよ」と
からくり師玉屋庄兵衛さんが作業中でした。
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この前高島屋でからくり人形展で講演されてたご本人でした。
屋根にはまだ乗っていませんでしたが、めづらしい場面に遭遇した物です。
巡行当日は羽や足が動き大人気の山です。
IMG_20060714_ebi2.JPGエビでもご紹介したように山鉾は縄がらみという巻き方のみで構造を固定しています
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巡行当日はこの上に乗って街を行きます
omamori.JPGtimaki.JPG
各山鉾町それぞれにいろんな御守が出されています。
蘇民将来の子孫と言うお札の付いた「ちまき」の疫病除けは祇園祭全体の統一テーマです。
他にも出世海運や雷よけなど色々出されています。
恋愛成就と言う見逃せない御守も「保昌山」にあります。
家族縁者に妊娠中の人が在れば占出山山の安産御守がお勧め
私もあちこちから頼まれているのでいくつか求めました。
(船鉾も神宮皇后の神話から安産祈願のお守です)
蟷螂山ではこんなお洒落な手ぬぐいも
tenugui.JPG  kamakiri_IMG.jpg
宵山きものさんぽの順路紹介
 役行者山(室町三条・行者餅由来の山)→鯉山(室町六角下ベルギー製タペストリ)
→北観音山 (新町六角下る)巡行後解体片付け見学に適→吉田家 町衆の力の凄さを感じるお家
→藤井家(見事な町屋の設え)→南観音山 (新町蛸薬師)暴れ観音(16日)が見もの
→蟷螂山(西洞院四条上る)何といっても一番人気→伯牙山(綾小路西洞院 町会所杉本家)
京都最大規模の町屋→ 船鉾 新町四条下る →函谷鉾(最初に女人禁制を破った鉾) 
→月鉾  月のデザインの美しさ→菊水鉾 「したたり」でお茶会→保昌山 東洞院高辻下がる
 (恋の成就のお守り) →長刀鉾 (こうもり ねずみ さる 蛇 なめくじ・・
→占出山(うらでやま)錦烏丸西入ル 安産祈願今年の順番は早めなので安産多し
→橋弁慶山 ここの人気も高い→浄妙山(雌雄狼図by鈴木松年)
約4時間コースでした
15今日も夕立が降りそうですが、ぜひお出かけ下さい。宵山は16日まで

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祇園祭 今宵限りの「行者餅」

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祇園祭宵山の7月16日 1年の内、この日だけ作り売り出される、究極の限定版和菓子

室町三条上る「役行者山」では16日宵山の日、大勢の聖護院の山伏さんたちが
ご神体の社殿に参詣、護摩焚きをして祭の無事を祈る神事が行われます。
この役行者にちなんだお菓子として毎年「行者餅」が奉納されます。

柏屋さんの祖先が、大峰山で修行をしていた時、夢に「役(えん)行者」があらわれ、
行者の衣に象(かたど)った菓子をつくり役行者山にお供えし
また折りしも大疫病に苦しんでいた人々にも配ったところ
皆疫病から逃れる事が出来たという言い伝えの残るお菓子

クレープのような皮の中には、求肥と山椒の味噌餡が入っています。
食べないとお祭りが来ないように摺りこまれた小さいときからの懐かしい祇園祭のお味。
7月には入ると忘れないように注文して戴いています。

7月16日この日限りのおいしい夏の味
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東山安井「柏屋光貞」製

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祇園祭 「ちまき」 呪符

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この「ちまき」は、祇園祭の宵山に各山鉾それぞれの御守等とともに得ます。
古来多発した真夏の京都の疫病・災厄を退散させるとされ現代人も毎年求める人が多いです。

ちまきに付いている「蘇民将来の子孫也」というのは
 八坂神社の祭神、スサノオノミコトが南海に赴く途中、日が暮れて宿を求めましたが
裕福な巨旦将来は宿を断り、貧しい蘇民将来はわらの布団とひえの食事を出して、
粗末ながらもあたたかくもてなしました。
スサノオノミコトはお礼として、以後蘇民将来の子孫を疫病から守ることを約束し、
その目印として茅の輪を腰につけさせたという説話が祇園祭のちまきの起こりといわれている。

「蘇民将来の子孫也」と札に書き、ちまきに添えて門口につっておくと
災厄が来たときによけてくれると呪いにされています。

【祇園祭の起こり】

平安時代、都の置かれた京都盆地の中央部は湿地帯でした。
都が、10万人規模の人口を抱えるようにると、都市独特の諸問題が頻出、
特に疫病(伝染病)の流行・蔓延や洪水などにたびたび襲われました。
その原因は、政治的に失脚したり、暗殺されて死んだ人達の怨霊による祟りだとする
怨霊信仰が自然発生的に起りました。
そのような疫病・災害が起こった時、その怨霊を祀り祟りを鎮める「御霊会」として行われた
臨時の祭りが祇園祭の出発点です。
[最初は御池通に残る神泉苑(=往時は今の何倍もある広大を持っていた)で行われました。]

千年ぐらい前には、平安京のすぐ郊外(都の周縁)にこの祭りを行う神社として、
北野社、今宮社、上・下の両御陵神社、祇園社などが置かれ、
毎年 郊外の神社から1年間の無病息災を祈願して平安京のまちなかを巡る神輿を出して、
災厄を祓い淨め、又神社へ戻るという定期的な「御霊会」として『祇園祭』が定着したものです。

御霊会は長い「鉾」(刃を持つ武具)に霊力を持たせ、街の空気を切払いながら巡って、
災厄を退散させる形から発し、その鉾を、きらびやかに豪華に飾りつけていったのが
今に伝わる山鉾になりました。

特に江戸時代町衆が経済力を持つと、山鉾を持つ各町内で競って趣向を凝らし、贅を尽くし
今見られるように大変な美術品、動く美術館とよばれるものとなって人々を惹きつけ止みません

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July 10, 2006

祇園祭 鉾建て

10日、今日からあちこちので鉾建てが始まりました
お使いに行って長刀鉾の鉾建てを目撃
060710_1653~03.JPG
荒縄でアートのような組み上げ・・・縄がらみ と呼ばれています
新しいイメージ.JPG
鉾町を中心に今日から交通規制が始まり(山・鉾で通行止め状態に近くなります)
街の混雑もいっそうひどくなりますが
京都の人々は『お祭りやし、しゃぁないなぁ』という感じで許容されています
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13日頃からは「轢き初め」で一般の人も参加して
♪えんやらやぁ♪ と町内で試運転
いよいよ雰囲気が盛り上がってきました!

“きものさんぽみち”HPに祇園祭の詳細
由来 豆知識 日程 宵山きものさんぽの様子 解体・・・

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July 07, 2006

祇園祭の海老

祇園祭には、たくさんの動・植物が密かに登場します。
山鉾の飾りは懸装品と言い、
織物(タペストリや綴織物、友禅染など)、組紐、漆塗り部材、彫金、絵画など
豪華絢爛という言葉がぴったり。
この懸装品の中に、たくさん描かれ、彫られ、染められて登場します。

「龍」等は定番図柄!あちこちにいっぱい居ります。
有名な蟷螂(カマキリ(蟷螂山)を始め、物凄い狼(浄妙山の町内) 鯉、千鳥(鯉山) 
鶏・鴉・(函谷鉾) 雁・鶴(役の行者山) コンドル・鷹(函谷鉾)孔雀(菊水鉾) おしどり(蟷螂山)
 ひらめ・かれい・かに・エンゼルフィッシュ(月鉾) 虎(函谷鉾・長刀鉾) 
ナメクジ・こうもり・ネズミ・猿・蛇(長刀鉾)・・・・  もう何でもあり。

重要文化財級の懸装品は
京都の古来からの現代まで、文化の奥深さを集約し、また町衆の美意識・経済力の凄さにも
思い至ります
これらをガラスケース越しでなく、むき出しで真近に見られるなんて、よぉ考えたら驚きですね。
今年の宵山はこれらを発見というのも一風変わった趣向で面白いですよ。

さて「伊勢海老」
ebi21.JPG
我が家の床の間、ここに居りました。解体後切り取られた縄結びです。

鉾は組み立て式。毎年組み上げ巡行後すぐ解体して一年間収納されます。
組立は、釘を一切使わず、見事な縄組で固定。
縄結びの柔構造が、高さ25m重さ約1~1.6トンの鉾が倒れないのです。
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作事方(鉾の組立・解体を担当するグループ)が記念に持帰るのを
お願いして戴いた貴重なものです。

この縄の見事な形を見られのは、鉾建ての日(7月10日あたり)
か、巡行直後の解体時だけです!

“きものさんぽみち”HPに祇園祭の詳細
由来 豆知識 日程 宵山きものさんぽの様子 解体・・・

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June 16, 2006

賀茂のおばさんのトマト

tomat1.JPG
6月に入り、今年も畑で完熟したあまーいトマトを
賀茂のおばさんが持って来てくれました!
『うちの畑は土がえぇから!』とっても甘いのです。
いっぺんこのトマト、よく冷やしてかぷっとを食べると、ちょっとやそっとのは食べられません!

毎週2回ほど、時節の野菜満載の賀茂のおばさんの軽4輪が家の前にやってきます。
賀茂のおばさんのトマトは地のトマトで完熟してから収穫
その日のうち若しくは次の日には軽4輪でうちに着きます。
甘くて新鮮で考えても口がしゅるじゅるとなります.
他のお野菜も地のもの週2の定期便「振り売り」といわれている京都上賀茂農家の昔商法

おばさんよりちょっとだけ年下なので(?)
いつも『おねぇさーん』と呼んでもらって家の前に籠を持って出ます・・・
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これもおばさんの畑の「へぼ」って呼んだはったきゅうり
へぼ具合がリズミカル。(よぉ曲がってるでしょ)
ぱりぱりです
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サラダ豆=茹でただけ、味付けしないままでも最高
dekiagari.jpg
賀茂のおばさんの衣装は、大原女や、白川女と似ているようですが微妙に違います。
京の女性の働き着は土地々々独特のスタイルを持っています
手ぬぐいまで賀茂の模様です。
三幅の前掛け(大原女や白川女などが着けている)でなく、
「たちあげ」という腰から下へ大幅にずらしてはく袴が独特。
相撲の呼び出しさんのたっつけ袴に似ています。
かがんでする畑仕事の体の動きに即してるのと思います
さぁ明日はおばさんの来はる日!
何を持ってきて来りゃはるかなぁ・・・

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June 13, 2006

水無月 夏越の祓 茅の輪くぐり

6月は水無月。水が無いのではなく、水「の」月という意味。
田植えに備え、田に水を引く事からきているよう・・・
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6月30日:1年の半分が経ち罪穢れも溜まって居ます。これを祓い清めるのが「夏越の祓」
京都では、茅の輪をくぐり、人形(ひとがた)に自分の罪穢れを移して神社で流したり清める神事が行われます。
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茅の輪は多くの神社に設置され、自由にくぐってお参り出来ます。
(上賀茂神社・車折神社・野々宮神社・貴船神社・建勲神社・吉田神社・城南宮・白峰神社・・・)
各神社ごとに茅の輪のデザイン大きさが異なり、はしごして較べるのも面白いです。
この時水無月食べます。
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これが「水無月」
三角の白い外郎の台に、上に甘く炊いた小豆をちらした和菓子。
6月に入ると、京都市内の和菓子やさんで定番でお店に並びます。
平安時代、宮中では夏になると氷室で保存していた氷を夏の流行り病よけとして食しました。
夏の氷は貴族のみが口に出来る貴重な品。 庶民は口にすることもできません。
そこで誕生したのが氷の結晶に似せた三角形のお菓子、「みなづき」。
上に載る小豆の赤には、邪気を祓う魔よけの意味もありいっそう有難味を増します。
1200年の昔は、夏の衛生状態も悪く気温の上昇と共に伝染病が猛威を奮い
人々を震え上がらしました。
何とかこの病や災いを逃れようと氷(氷の代わりの水無月)を食べたのです。
7月に行われる祇園祭も、この夏の災い・流行病を逃れようとする庶民の願いのこもったお祭りです。

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June 11, 2006

京町屋・夏支度

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毎年6月1日を目途にしてお座敷を衣替え。
夏支度いたします。
今年は風邪をこじらせ10日ほど遅れましたが、やっと済ませたところをご紹介します。
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「ひとりできものを着られる会」のお稽古場にもなっているお座敷。
初めて訪れた若い人が御簾を見て
『こちらは神社か何かですか?」と問われたことが有りました。
思わず頬をゆるめました・・・

梅雨に入り、京都独特の湿度の高い暑い日も多くなっています。
窓を開け放ち、庭に水を打ちますとさーっと5度ばかり室温が下がります
扇風機の助けを加えると、まだまだエアコンは必要ありません。
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着付けのお稽古の人も、籐筵のひんやり感で快適
祇園祭も来月。
浴衣のお稽古を希望される人も多くなって
“きものさんぽみち”も一気に夏気分の毎日。

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May 21, 2006

アートな春 見逃せない美術展 目白押し

この春、おっ!これは見逃せない 
独断の“きものさんぽみち”好みの展覧会が固まって開催されます。
美術館に着物で立っている、それだけで最高に非日常!
娯楽というのは、民俗学で言う「ハレ」の場面。「ケ」である日常
お仕事に励むエネルギーがこのハレの場によって再び湧いて来るのです。
是非とも非日常の着物で力を湧かして下さい

【1】川端龍子展 4/11(火)~5/21(日)滋賀県立近代美術館
 明治から昭和まで日本画会の異端児とされた龍子。南禅寺瓢亭の庭を背景にお座敷のお膳が印象的な絵、「ああこの絵!」と思われる方も多いでしょう

【2】江戸の誘惑 4/15(土)~5/28(日) 神戸市立博物館
 アメリカボストン美術館の持つビゲローコレクションに、最近肉筆浮世絵が700点近く見つかりました。海外に出て行った北斎・菱川師宣・歌麿・鈴木春信の作品など、貴重な浮世絵の里帰り展
特筆は鳥山石燕「百鬼夜行図絵巻」。
この作品の肉筆は、世界でただ一点存在するもので、見逃せません!
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チケットから

【3】大絵巻展 4/22(土)~6/4(日)京都国立博物館
 国宝になっている三大絵巻「源氏物語」「鳥獣戯画」「伴大納言絵巻」を始め信貴山縁起・病草子・紫式部日記絵巻・法然上人絵伝など絵巻を語るとき必ず登場し、しかも大変に面白い物がこれだけ網羅される機会もなかなか無いと思います。絵巻の絵の具や紙の儚さ故からも画期的と言えます。ぜひこの機会に

【4】ニューヨーク・バークコレクション展3/15(水)~6/11(日)  MIHO美術館 滋賀県 信楽
 アメリカ東部の裕福な家系のメアリーバークの日本美術コレクションの、初の里帰り展。戦後からの収集ながら優れた作品が大変多く集められていてこれも見逃せない展覧会

【7】藤田嗣治展 5/30(火)~7/23(日) 京都国立近代美術館
 東京国立近代美術館からの巡回
乳白色の女性の肌が有名な藤田嗣治ですが、その作品郡を実際に見る時 大変奥の深い藤田の世界があったことにきっと震撼されるはと思います。大変な力のある画家です!
伝説的逸話や戦争画の痛ましい経緯などに惑わされない、本当の藤田嗣治を見ることが出来る展覧会でしょう。

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May 10, 2006

声明:ファイナルコンサート

一昨夜の声明・聴く会の最終コンサートでした

暮れなずむ境内に篝火のはぜる音が時折響き、
誦される声が朗々と、また重低音が効き心の中までずいと入り込んできます。
通奏低音を中心線にして、その上下何階層もの音色が怪しいまでのハーモニーを作り
ただただ魅了され、身震いするほどの深い感動のひと時でした。

雅楽とコラボレーションもお互いの音楽を一気に天上に引き上げる素晴らしい演奏。
本堂毎、無常の天上に引き上げられ、天人たちのお仲間に入れてもらった思い。

コンサートホールでの演奏が、いかに厳かさを演出しても、到底たどり着かない
深遠な空間を現出した、こような機会に叉出会えることを願いつつの帰途でした。

感銘を受けた夢見心地の一夜

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April 27, 2006

「藤」 滝の如し

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京都の桜も終焉を迎え、今度は藤の花があちこちで綺麗に咲きそろってきました。
うちの家から5分ほどの場所に、毎年見事な藤が咲くおうちが一軒。
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大屋根から滝のように咲き落ちています。
大人しく棚に沿って咲く藤とスケールが違うでしょう!

何気なく自転車で通りかかった人も、思わず急停車するほどの迫力。
たいていの人は、降りてひとしきり眺めています。歩いている人ももちろん立ち止まり感嘆の声をあげます。
このおうちは普通の民家、お家の方が水遣りに出て来られた時言ってられました。
『水のみで特にがんばって手入れしてるわけでもないんですよ』
でも今年も見事み咲きそろっています(27日現在)
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毎日の生活圏、自転車でのお使いの途中には、まだ何軒か藤の咲くおうちがあります
ちょっと遠回りになっても見に行きます。
そんな場所、皆さんもお持ちではありませんか。
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こういう場所の事を、私の『すいば』といいます・・・
スイバ:http://www.kimonosanpo.net/sanpo/honya.htm

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April 22, 2006

声明 大原・勝林院

 http://www.kimonosanpo.net/sanpo/syomyo.htm
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今年も大原・勝林院で4月23日『天台声明を聴く会』が催されます。(午後5時法要開始)
大原の山里に繰り広げられている声明は梵唄(ぼんばい)ともいわれる、仏を礼讃する仏教音楽。
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朝霧のこめる大原の谷々には、古来から声明が流れていたため中国の声明の聖地の名にちなんで
「魚山」と呼ばれています。
叉大原の谷を流れる2つの川も、声明の音律(呂・律)にちなんで、
「呂川」「律川」と名づけるなど、いにしえの声明文化を地域ごとで伝承しています。
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「勝林院」で開催されるお声明の会は、仏教の法要として営まれ
その荘重な雰囲気はコンサート形式の声明が多くなってきた昨今
本来の仏教音楽として法要の中で誦される声明を聞ける貴重な機会です。

観光客も帰途につき、暮れなずんできたお寺の庭で、篝火が焚かれ始めます。
小鳥のさえずり、薪の燃えはぜる音が時折聞こえ、本堂の蜀台の火が障子にゆれ動き「式衆」が入堂。
グレゴリア聖歌と比されるほど、荘重な韻律の重低音が本堂に満ちてきます。
浄土宇宙が、音楽として現出したような、叉通奏低音に妖しいまでのまた心地を満喫するひと時。
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“きものさんぽみち”では、山里に響く悠久の音 声明に身をゆだね、
春遠き山里の桜と緑に目を癒される一日を過ごそうと、着物散歩を計画しています。
勝林院の隣に宝泉院があり、360度の見事な眺めと水禽窟の音色を聞けるお庭がお勧めです
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着物を着てお庭を眺める。sの上お抹茶を戴く一時は格別。
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大原の地は春もまだまだ浅く、桜もきれいです・・・
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April 20, 2006

「望月」閉店

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今日おつかいに木屋町あたりへ出かけました。
いつもの望月さんへいつもの望月と鮎を買おうと寄って大ショック。
5月15日で閉店の張り紙が!
140年の歴史があったお店。
小さいときから食べる度、ずっと変わらない味でした。
お気に入りベストテンだったのです、がっかりです。

なんでも家主さんがビルに立替る為の立ち退き。ビルの建った後も入店しないとお店の人が。
ここにも京都の崩壊が。

このお味が消えてしまうかと思うと、もったいないわぁ
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ファンも多いと思います。
外側の皮は、店内の厚い鉄板で熟練の手順で香りよく狐色に焼かれ
餡のこくが有りながらあっさりでお抹茶にもほうじ茶にもよく合います。
仕方が無い、5月15日までに何度か買いに行きましょう。
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望月と鮎のほかのお気に入りは「味噌松風」そばぼうろふうでお味噌の香ばしい風味のしっかり付いた
焼き菓子。
あぁがっかり

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April 12, 2006

モバイル・トーフ・ショップ 

今日ケニアとアメリカからお二人のお客様がありました。
学会の機会にと初来日。
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孫の帰京予定の関係で、旧暦ひな祭りが済んだあと
ちょっと居残りしてもらってる「お雛さん」を見てもらったり、
先日から嵌っている投扇興を体験してもらいました。
前にも飛ばない出だしから、徐々に調子が上り
最後は命中! ポイント獲得で盛り上がり全員大満足。
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(大:人間用 小:お雛さん用)
お抹茶を試みてもらったところ、『too bitter!』やそうでした・・・
お雛さんの下段には日本以外の人形も飾っています。
台湾のお土産の人形は前から何の衣装を着ているかが話題でした。
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中国の新郎新婦の衣装だそうです。
真ん中の子供は赤ちゃんをおんぶしています。(しかも男の子)
これは子供に恵まれるおまじないの人形として二人の真ん中に飾るものだそう・・・

移動中、折りしも自転車でお豆腐のリヤカーを引っ張りながら
ラッパで、上手に「トーフィーー・トーフィーー♪♪」と鳴らしながら街を行くのに行き会いました。
なんとその通訳説明、『モバイル・トーフ・ショップ』 うーんなるほどね!

近頃はおとふやさんもモバイルの時代か!いやいや大昔からモバイルですな!

同行の友人の通訳で英語と京都弁が乱れ飛んで面白い半日でした
グイユンさん、アンドリューさん
京都トラディッショナルハウス・坪庭などいかがでした。

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April 07, 2006

奇想の画家たち続出の18世紀 京博

堀川通・二条城の前の桜も満開!
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国際ホテルのまん前。
市バス停留所があり、お出掛けの度
もう咲くなぁ、今が一番きれいやゎ
と楽しみながらバスを待っています
今日4/7満開になっていました。
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今日の目的は京都国立博物館。
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文化庁海外展帰国記念・「18世紀京都画壇の革新者たち」
と言う展覧会。9(日)が最終日
伊藤若冲・曾我蕭白・応挙・栖鳳と一度見ると忘れがたい
奇想の作品群の多く出た時代です
その名だたる画家の代表作を網羅し、
どの作品も展覧会の目玉になるような力作名作を
惜しげもなくずらっと並べた見ごたえのあるものでした。
(平常展料金でした 学生料金130円とは、申し訳ないほど)


豪勢な内容を堪能し目も容量オーバーアップになりそうになり外へでると
桜と松の緑の取り合わせがちょうど見頃になった前庭が。
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この風景に目が休まり、頭と心は良いものに満たされた充実の快感の半日でした
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今日の展覧会に続き「京都国立博物館」単独開催の次回企画は
◎大絵巻展
-国宝「源氏物語絵巻」、「鳥獣戯画」など一堂公開- H18. 4. 22(土)~6.4(日)

平安時代から江戸時代の絵巻の名品が一挙公開。
異時空が同一場面に描かれた絵巻ならではの面白さ
詞書きとビジュアルな絵でつむぎだされる物語の面白さは
是非とも見たい展覧会!お勧めですっ・・・

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April 05, 2006

京都御所 糸桜満開

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御所の糸桜は満開。
圧倒的な美しさは人々を惹きつけ、普段に無いほどの人出
皆顔をほころばせ春を満喫
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御所の中には桜だけでなく梅林・桃林・雪柳・・・
散策の目を楽しませてくれる花々が多くあります。
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御所は大勢の人が毎日の散歩や通り道に利用しています。
子供たちは水遊び用に特設された小川で大はしゃぎ。
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都市の真ん中の文字通のオアシス

烏丸今出川上るまで足を伸ばし、俵屋吉富のおまんを買ってお土産に。
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もう一つお勧めは「すはま」。
丸太町通烏丸西入るの見逃すほどの小さなおみせ
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きな粉と蜜だけの初めて食べても懐かしいお味と言う感想がでる
素朴なものです。でもおいしい!
今日のおやつは豪華版ね

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April 01, 2006

日本で一番古い小学校でお茶会

京都の中心部中京にある、元明倫小学校は番組小学校。

番組小学校とは日本の学校制度創設の明治5年より3年も早い明治2年に作られた64校の小学校。
費用全額、地域の拠出寄付により建設された特別な小学校です。
この学校を中心にした学区は、自治組織・地域の拠点となって
優れた機能も併せ持って有効に機能していました。

今でも、統廃合されてはいますが、22校が残り地域の中心と言う名残は充分に見られます。
私の母校はその一つ、龍池小学校。
地域は室町の問屋の多い学区、裕福な経済力をバックに恵まれた施設での教育を可能にしていました。
郊外学舎(始めは山科、後に大原)も持っていて、月ごと各クラスで農作業
冬は里山に兎狩りと都会の子供に貴重な体験をさせてくれていました。

「兎狩り」は音羽山の頂上(といっても丘みたいなもんです)にテニスのネット状のものを張り
山裾を、全校生徒の子供達がぐるっと囲み
合図と共に『うわーぁ うわぁー』と大きな声を張り上げながら登っていきます
兎もびっくりして、上へ上へと逃げ
気の毒に、しまいにネットにかかるのです。
大勢ですごいエネルギーをつかっても
2羽か3羽(兎は羽と数えるのですね)取れたらええ方やったかと思います・・・
戦後すぐの時代です、翌日の給食は、ご馳走として兎汁が出されました。
よぉ食べん人も有ったようにおもいます・・・

話がすごい横へ逸れてます。元に戻して お茶会のお話。
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この番組小学校の一つに明倫小学校があります。
木造3階建、明治の洋館の堂々とした優れたデザインの学校は
現在は京都市立芸術センターとして
最先端のアート活動・舞台芸術・古典の文芸・の活動拠点になって
面白いコンサート・展覧会が引きもきらずです
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京都の伝統面の正反対、革新がさらっと当たり前に受け入れられているのがよくわかる施設。

ここでは月1回、制約なしの亭主、役による市民茶会が開催されています。
先日たまた同窓生が亭主をされると聞き、参加してきました。
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お待ち合いは、木がぎしぎしと言う懐かしい木の階段を3階まで上った教室。
4/3が近いと言うので、桃の節句にちなみ「桃太郎」がテーマのお茶会
中央に大きな桃林が設えられ菜の花も可憐に裾を巻いています。
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お席に入るとまず「キビだんご」を頂きご亭主の家来になって会が進みます
軽妙な話術で桃太郎や桃にちなんだお道具の説明で席が華やぎます。
釜の底部は車輪の付いためづらしい形。
他にも猿犬雉、桃などにちなんだものがたくさんありました
桃の形の練りきりのお菓子、宝尽くしのお干菓子良いお味でした。

茶道はまったくの素人で良さが判っていず勿体無いのでしょうが
たくさん使われたそれぞれの道具は、ユーモア一杯の言葉遊び。
愉快なお茶会の面白さが充分伝わった楽しい会でした。

この日のきものは黒無地の大島に黄色基調の長羽織。

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March 29, 2006

十三参り

4月1日は十三参り
桜がぼちぼち咲きそろった嵐山。
法輪寺に満12歳の子供達が、知恵を授かりにやってきます。

京都のもんは「こくぞうさん」と呼ぶ、智恵・福徳・技芸上達の神さん。
無事大人に育つのが難しかった昔の名残で、現代でも続く信仰。
子供期を通過した加護のお礼、これからの無事な成長と大人の知恵を授かる為のお参り。
京都の満12歳は必ずと言うほど欠かせないお参り。

当日の晴れ衣装には、肩・袖・身頃の3箇所に
まだ子供ですと言う意味の「縫い上げ」がされています。
(花街の舞妓さんの衣装・大振袖と肩の縫い上げも々意味合い)
お参りの済んだ次の日からは、もう大人の女性として扱われるのです(=結婚可能ということ)

お参りを済ませた後、帰途は渡月橋を渡らねばなりません

ここで初の試練!

戴いた知恵は渡りきるまでに振り向くとお返しする事になるので
絶対に前を向いたままに!
親類縁者、ことに兄弟いとこのいたづらもんが
わざと後ろから呼びかける“定番の大騒ぎ”。

おばあちゃんあたりに頬を固めてもらい決死のまなじりで歩を進める
可愛い子達がほほえましい日。

4月一杯このお参りが続きます。

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March 12, 2006

う雑炊 

今夕、七条通本町東入る 「わらじや」の、鰻雑炊を食べに行きました。
行きしな:MKタクシーを電話でチャーターして出発。
今日の衣装は、黒地に緑や芥子色の大きな松葉を散らした大島紬に黄色紬名古屋帯
それに、茶色主体の紅葉づくしの羽織を重ねました。

到着時『運賃着物割りですね』といってもらいました
京都ではきものを着ていると、三社のタクシー会社(MK・帝産・京聯)
が1割引きのサービスを展開中・・・

MKの車中には、下駄だけとかはっぴのみははだめですなど
絵入りのカードで説明されています。

(たとえばと質問、)
Q洋服に羽織を着てたら?
A:だめです!
でした・・・

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わらじやの「う雑炊」
年季の入ったすばらしい浅い土鍋に、日本酒たっぷりの美味しいお出汁
焼き目のこんがり付いたぶつ切り鰻・焼きねぎ・板麩がくらくら煮立って
身体が一気にほかほか!!
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次にそのお鍋に雑炊が炊かれてでます。
ご飯、鰻ぶつ切り(これは骨抜きでこんがり焼き目が)・三つ葉・お餅
玉子でとろりととじてあり、ご飯はさらりとしながら滋味一杯のお出汁を吸って栄養満点。
熱々のお味で寒さもどこかへ・・
(これは、真夏に戴くのも、乙なものですよ。暑気払い!)

鰻巻き卵や蒲焼もちょっとづつ頂き
下を見られへんほどお腹一杯!

八坂神社までタクシーで移動し
祇園さんの前から家までお腹ごなしに歩いて帰るつもりが
河原町三条付近でギブアップ。
タクシーに乗って帰りましたが
またまた京聯の車に行き会い
着物乗車:1割引きでした、  ラッキー!

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「わらじや」だからわらじ!
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なぜか“ひょうたん”がいっぱいありました。

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February 15, 2006

茂山狂言の会 きもので観覧

我が家に狂言のお稽古をしているものが一人居ります
毎年2月11日は恒例の発表会
応援方々“きものさんぽみち”のメンバーと観覧してきました。
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京都観世会館は能楽堂。
着物にはこの上なくぴったりの場所です
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詳しいご報告もHPにアップしました。
そちらへもぜひどうぞ

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February 06, 2006

今年のメジロ “きものさんぽみち”のお庭

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今年はほんとに雪が良く降ります。
京都は天気予報だと大阪にまとめられています。
・・・が、近畿一帯が晴れや曇りでも、京都は街中でも北部に属する如く雪・みぞれが降っていました
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今年も12月頃から、毎日つがいらしい2羽のメジロがやってきます。
松ノ木にぶら下げた籠のみかん・りんごが目当て。
交代で周りを見張りながらの食事風景。

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February 01, 2006

ご近所 「顔の家」  超(?)有名な

面白い家
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“きものさんぽみち”の近所にこんなお家が昔からあります。(1974年山下和正/山下和正建築研究所設計
お使いの帰り、韓国から建築の研究者らしい男性が、ガイドブックのこの写真のページを見せて『何処か?』時かはったことがあります。
『有名なんや』と再認識したので、“きものさんぽみち”のメンバーにも折に触れ紹介してます。

鼻の下に立つと、筒です空が見えます・・・。目が窓。口が入り口。
我が家の子供の小さい時のお気に入りスポットでした
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ついでに近所のあちこちに「鍾馗(しょうき)さん」が小屋根・玄関の上辺りにおいてあります。
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家の中に悪い物が入ってこないよう守ってくれています。
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屋根瓦と同じ焼き物製 瓦屋さんで扱っています。
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このお家は普通のお家のようですが、今はやりの町屋レストラン。
元は、お謡いの先生のお家やったそうですが
今はパスカル ペニョ というフレンチレストランになっています。
『京は定休日やねぇ、今度又来ようね・・・」
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顔の家にはご親戚が名古屋にお一人織られるようです:南久屋交番(みなみひさやこうばん)
http://www.arcstyle.com/aichi/minamihisaya.html

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December 29, 2005

新春7日正月 白馬(あおうま)の節会

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京都の北、上賀茂神社のお正月はこの「宝船」が頭上につるされ
初詣の人々を迎えます。

京都の町は縦に細長く、
大路を一つ上っていくたびに体感で5度c は気温が下がるようです。
(本当ですよ)
丸太町通りと北大路通ではがくんと冷え込みが違い、街中に山里が同居するのが京都。
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お正月はまだまだ続きます
15日は、行事食:小豆粥の欠かせない小正月のお祝いをして
やっと普段の生活に戻ります

来新年7日 新春 に七草粥を戴き邪気を払います。
上賀茂神社ではこの日七草粥を供える神事が行われます。
その後 錦の馬着で正装した白い神馬(しんめ)を神前に引いてきて祭神に見て戴くという
『白馬(あおうま)の節会』 という神事が行われます。
神馬には前日からむ水でふやかした大豆を折敷(おしき)に盛って食べさせ1年の無事を祈ります。

新春早々、神様に「青い色」を見て戴くとその年の豊作がかなえられるという行事です。
「青」は古来、白をも意味していたので、青馬=白馬が用いられた
青は青陽という春を示す色この七日に青馬を見ると1年の邪気を祓うという中国の故事にちなんだ白馬節会(あおうまのせちえ)という宮廷の行事からきています。

馬は龍や蛇にも通じる概念があり、水を司る事にも繋がります。
水は農業の基本。稲の豊作を祈る1年で最初の農耕神事という意味も含んでいるそうです。

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後近所のおばあちゃんと孫さん
可愛いおべべで白馬の神事を見学ね
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December 01, 2005

師走・京都南座の顔見世

南座に顔見世の招きが上がりました。
今年は鴈治郎が231年ぶりに復活襲名したと話題で
新聞やテレビのニュースにも取り上げられる坂田藤十郎。
一番右端をに南座初の藤十郎の名前が
江戸時代の芝居小屋を思わせます。
今年も顔見世にぜひ行きたいと心が浮き立ちます。
(去年は海老蔵襲名・「にらみ」の師走でした)
http://www.kimonosanpo.net/sanpo/kaomise.htm

今年は花工房で「藤十郎好み」のきものを染めているので
是非ともと、切符を確保しました。
襲名口上や演目 劇場風景など又ご報告いたします。
お楽しみに

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November 18, 2005

赤穂浪士慰霊法要

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12月14日赤穂浪士討ち入り後
切腹した小野寺十内の慰霊が
毎年西方寺で行われます。
本堂内陣の周りを歩き巡りながらの声明による珍しい形式。
派手はでしさの無い奥ゆかしい仏事です!

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法要後、討ち入りの日の雪にちなんだ「つぶ餡に白化粧のきんとん」とお抹茶の接待
口とお腹がほころびます・・・
最後は琵琶の弾き語り。赤穂浪士討ち入りの一節が朗々と澄み渡る声で詠じられ
ご住職さんのおだやかなお人柄の良く出ているご挨拶と共に
良い慰霊の会でした。
西方寺には、小野寺十内の縁につながる人が遠方からも列席されていました。

赤穂浪士の慰霊は、祇園「一力」の主座敷の後ろの小部屋に四十七士の位牌が
篤く秘めやかに祀られています。
京都は主君・浅野家に所縁深く
他にも山科大石神社やあちこちで慰霊祭が行われます。

小野寺十内の妻は、西方寺にお墓を建立し、菩提を弔った翌年、
養女の眠る本國寺・了覚院に籠り、
『夫(つま)や子のま待つらんものをいそがまし 何か此よに おもひおくべき』 
 という辞世の句を残し、数日食を断ち 自死するという最後を遂げています。

四十七士の周りには、埋もれ、知られていない
数多くの痛ましい出来事があったと推察できます・・・

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October 28, 2005

常照寺

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元和2年(1616)、日蓮宗中輿の祖といわれる日乾上人が、本阿弥光悦の土地寄進を受けて開いた鷹峰檀林(檀林=仏教の学問所)の旧跡。
往時は広大な境内に三十余棟の堂宇が並び、多くの学僧が学び、賑わっていました。学問寺である一方、天下の名妓として有名な吉野太夫ゆかりの寺としても有名。
吉野は遊女としての最上位にあたる太夫。教養が高く、美しい人であったことはいうに及ばず、和歌、連歌、俳句、書、茶湯、香道、囲碁などあらゆる諸芸に優れ、その 名声は遠く中国にまで喧伝されたということです。

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光悦寺

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光悦寺は本阿弥光悦の住まいであったところがお寺になっています。 三巴亭、了寂軒・本阿弥庵など七つの茶室が散在している庭園は、丘を利用し、高低差のある変化に飛んだ 緑の多いお庭は、散策が楽しめ 光悦の風雅な生活がしのばれます。

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庭にも光悦の美意識は徹底されています。太虚庵前にめぐらされている垣根は、「光悦垣」と呼ばれ、ゆるやかに孤を描いて徐々に背が低くなり、牛の寝た姿に似ているところから臥牛(がぎゅう)垣ともいわれています。

【本阿弥 光悦】
桃山から江戸時代に生きた京都の上層町衆。 江戸初期随一の文化人。家業の刀剣の鑑定、研磨のほか絵画、陶芸、書道、作庭などあらゆる分野に優れていて独創的な才能を発揮しました。角倉素庵らと優美豪華な嵯峨本を作ったことでも知られています。
寛永の三筆に数えられた「書」のみならず陶芸や漆芸にも秀で、俵屋宗達と共に「琳派」の祖と言われます。
光悦、宗達によって生まれたこの工芸美術の流れは、光琳、乾山らに受け継がれ、輩出した琳派の名匠たちは、絵画から工芸まで、優れたデザイン感覚を発揮し、豊かで優雅な世界を作り上げました。
琳派の大きな特色は、実用と鑑賞を一つにした美しさであり、今現在も私たちの着ている着物を始め、あらゆるデザイン・意匠・生活を彩る芸術作品を始め色々な分野に、大きな影響を与え続け、日本人の美意識の基盤のひとつと言えます。

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October 21, 2005

愛宕神社 鮎茶屋

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愛宕神社参道の途中に嵐山高雄ゲートがあります。
嵯峨野の最も奥にあたり、

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愛宕神社・一の鳥居が有ることから、鳥居本と呼ばれます
この愛宕神社は、火伏せ(火難除け)の愛宕さんとして
京都を中心に大変な信仰を集め、その門前町としても賑やかでした。
清涼時お松明や花背・広河原の松上げも元々、愛宕さんへの
献火の火の祭礼が始まりとか。

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真っ赤に燃える紅葉の下に昔のままの鄙びた風情の茅葺きの
鮎茶屋や茶店が並びます。

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粒を残した黒砂糖入りのきな粉をまぶした名物「しんこ餅」とお抹茶を頂くと、
ほっこり

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October 22, 2004

鞍馬の火祭り 由岐神社

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10月22日鞍馬・由岐神社の例祭・「火祭り」が行われました。
『サイレイヤ、サイリョウ』と囃す声が満ち充ちる

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由岐神社は鞍馬山の入り口に有る産土神、鞍馬寺の護法神を祀っています。

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平安時代、御所内裏に有った由岐大明神を北方の守りとして鞍馬に遷宮したものです。
鉾を先頭に十町に及ぶ遷宮の行列を、里の人々が松明を持ち、
道々にかがり火を焚いて迎えた事が火祭りの始まりと社伝にあります。

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鞍馬の里は、昔ながらの街道風景が残り、門前町の雰囲気も濃い

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神楽松明 最大・最も美しい形をしています。
鞍馬の里が4つに分かれていた名残で4本作ります

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大松明を担ぐ男性の正装は大層いなせ!
遠くから見ると肩に刺青かと思うような綺麗な模様の「船頭篭手」が腕と肩を包み
・向う鉢巻・黒の締め込み・下がり(相撲のと違って白色)・その上には白の分厚い肩当てを
斜めがけに、肩を覆っています。

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子供も大人も全員・黒繻すの襟をかけた「友禅の着物」を羽織っています。
(ガウンのように)男性も朱や青の派手な友禅着物です

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夕方6時、白装束の若者の「神事触れ」が始まりの合図
『サイレヤ・サイリョウ サイレヤ・サイリョウ』と男も女も青年も子供も繰り出す・・と言うイナセ・粋な
惚れ惚れするものです。威勢良く、力強い松明が行く様はお祭りをこの上なく盛り上げます。

「なんとも面白いお祭りですねぇ」といいますと、
『見たはる人がそれだけ面白いのやったら、やってるほうはもっと面白いでっせ』  と言うお話でした。

鞍馬の火祭りの特徴は、女性が排除されていない事!これは特筆。
女性の一団が綱方と名づけられ、お神輿を引き回します。松明を担ぐのも女性が多く見られます。
よくある公式行事に女はだめというところが有りません。一緒に見物していた年配の地元のは
『私が物心ついた時は、もうこういう形でした』といっておられたので、昔から男女共に裏も表もなく
役を担っていたと思われます。

お旅所に舞台は移り、4本の神楽松明が燃やされお神輿が安置されようやく一段落 
夜もすっかり更け2時ごろに・・・鞍馬から帰るには叡山電車のみ、15分おきに次々と大増発の電車で
出町まで帰ったのが12時をかなり過ぎた頃でした。

気がつくと、羽織の肩に灰が一杯降りかかっていました、おお。

鞍馬の里に、お祭りに有り勝ちな夜店などは一切出ていなかった。 
本当に里の人だけで 一から十まで手造りしておられ、地元の神さん祭りと言う事を
最大限に大事に継承されているのがひしひし伝わりました。

又ご招待してくださったおうちも一切お礼を受け取られず、まったく昔ながらの「お祭りのおよばれ」状態。
『鞍馬の人は、みんな このお祭りで1年の稼ぎを散在しつくして 貧乏やで』といっておられました。
神事を大切にする気概と、目一杯お祭りを楽しむ粋さが気持ちの良い日本のお祭りの一番良い形を
いまだに大切に守っていはる。

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