花の下お茶会 櫻にはエフェドリン

Date
2009-03-21 (土)

櫻が発生させるエフェドリンには交感神経を興奮させる作用が有るそうです。
今日はその櫻を主題のお茶会に行ってきました。
    sakuratyakai2.JPG

祇園甲部歌舞練場のお庭に有る、からりとした立派なお茶室
「都をどり」の公演の劇場が有るので、行かれた方も大勢居はるとおもいます。
   sakuratyakai.JPG
歌舞練場のお庭の奥に、立派なお茶室が2棟建っています。

大広間のほうがお茶会の会場、、ここは今まで行った事の有る
お茶席の倍くらい広いお座敷でした。
(もう一棟、「如庵」写しの風雅なお茶室があり外から見学できました)

間口の広い床の間には『我も酔う、君も酔いたまえ』
と言う意味のしゃれた掛軸が掛かり、
桜一種だけがたっぷりとおおらかに活けてあります。

京都名所絵図のほんまもんの古書籍がさらりと置かれ
奥の窪みの壁には、ドキッとする舞妓さんの襟足の大写しの画。
歌舞練場らしく、太鼓の香合と舞台装置はパーフェクト。

まずは一献とおさかずきが配られ、粋で瀟洒な提子(ひさげ)と言われる
酒器から注いでもらったお酒の香りのよいこと!
これだけでもうほろ酔い気分。

桜の花は、エフェドリンと言う興奮作用のある成分を発生させているそうで、
お花見が大宴会となるのは必然だそうです
(亭主の「老松」の社長さんの説明)

大名目の「(桜の)花の下のお茶会」のとうりの展開は
本当に見事な演出です。

そのあと運ばれてきたお菓子は薯蕷(じょうよ)のおまんは
ぼんぼりと桜があしらわれ、割ると中の餡が濃いピンク!
お味も宜しくて、むふむふふ・・・
お饅頭の甘さを楽しんでいる下にいよいよまったりのお抹茶をいただく気分の良さは
最高でしたよ。

有名な鉄斎の署名入りの盃洗を転用したこぼしには、花街ならではの艶っぽい逸話があるそう。
私たち一般の女性を、花街の人は「お町の人」と呼ばはります。
花街は非日常の女の世界。
実体験は出来なくても、大変興味をそそられる世界です。
この花街のエッセンスを加味し、櫻をキーワードsにした愉快なお茶会でした。

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