丸帯 総手描き更紗丸帯
4月13日から始まった京都文化博物館の
絵画と美の名品展「ボッティチェリ・美しきシモネッタ-淀君の辻が花小袖」
と言う展覧会(~5/27)では衣装文化の名品を沢山見ることが出来ます。
「丸紅」は繊維から出発した企業、同社の前身である丸紅商店の京都支店が、
呉服の意匠研究の参考資料とするために、収集したものです。
今回の展覧会でも出品されている淀君の小袖裂をはじめとする近世の小袖や能装束、
近代の卓抜な意匠の着物、著名画家や工芸家による図案など、染織史を辿る上で
欠かせない貴重な作品群を所蔵しています。
特筆したいことは、『更紗模様丸帯』として展示されている一点。
下絵となっていると説明されている手描き更紗は“きものさんぽみち”藤匠の染めた物です
戦時軍隊に取られなかった友禅職人が何人か居りました。
折からの情勢から染物業は衰退、結果的に手の空いた時間の全てを
手書き更紗の制作に没頭してしまったのです
終戦までの何年間かで、同じ絵柄が一つとしてない総手描き更紗の染物が二点
染上がりました。
そのうちの一点が縁あって丸紅コレクションに加わり、
ここで、更紗の上を相良刺繍でびっしりと埋め尽くされた今回の作品となったのです
これが我が家が所蔵している更紗丸帯
展覧会の話題の出た折に“きものさんぽみち”のメンバーに披露したときの写真。
5/27日までの開催されています。
文博へ行かれ、更紗の見事な作品をぜひご覧下さい。
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