櫛祭り

Date
2006-11-04 (土)
Category
お祭り 習俗 | 京の四季 | 着物 | 着物で遊ぶ |

毎年「く・し」=9月第4月曜日は古来女性の髪を飾ってきた櫛を供養するお祭りがおこなわれます。

kusi44.JPG

東山・安井金毘羅宮では各時代風俗の髪型に結い、

その時代を忠実に再現した衣装で装った女性が参列して

古櫛や折れ櫛の供養神事がおこなわれた後、風俗行列が祇園界隈を廻ります。

IMG_20060925_2425_16_1_16_1.JPG櫛供養塚

百鬼夜行絵図に見られるように

古びた道具を捨てる時、丁寧に供養して塚などに納めお化けにならんように

鎮まっていただくという日本の祀りの形は奥床しい。

時代風俗研究の観方コレクションで有名な吉川観方と、南ちゑさん(故人)を中心に

昔のきものの正しい着付け、結髪の研究グループの櫛供養が発端。

神代から大正時代まで忠実に再現された衣装が目の前に見られます。

教科書で読み過ごす歴史上の登場人物と言うのではなく
血が通い、笑い泣いた人々として親近感を持ってしまいました。

それにしても、つやつやの黒髪が技巧を凝らして結い上げらて、
「ほんまに美しいー」とため息が出ます。
kusi27.JPG供養される櫛々・・・
様々な髪型はその時代のその女性の社会的な位置付けまで表しています。

娘さんの髪が、高島田のお嫁さんになり

新妻さんの髪になり、熟練のおかみさまになり・・・

また舞妓さんの割れしのぶが衿替した芸妓さんの髪形になってというのが

実際に見られる良い機会。

“きものさんぽみち”のメンバーともども見物に出かけました

IMG_20060925_2396_4_1_5_1.JPG  IMG_20060925_2410_9_1_10_1.JPG

IMG_20060925_2399_8_1_6_1.JPG  IMG_20060925_2401_7_1_7_1.JPG

揚げ巻き      耳かくし いずれも大正時代  今見てもモダン! 

IMG_20060925_2414_13_1_13_1.JPG  IMG_20060925_2411_10_1_11_1.JPG

桂女:白い布で頭を包んでいます。 桂川であゆを獲り頭に載せて今日の町を商って歩いた

kusi09.JPG  kusi92.JPG

奈良時代 衣装は文様を加飾する原点、絞り染めが見られます

額と目元口元に朱の菱形のお化粧がかわいらしい

右の写真:レニングラードカウボーイご存知ですか?

位置は違いますが、このとんがり具合ええ勝負してます!

IMG_20060925_2413_14_1_12_1.JPG  IMG_20060925_2407_5_1_9_1.JPG 

これまた、カブトガニ! スターウォーズのアミダラ女王や他の人のヘヤースタイルの

ヒントになったのではと思えるほどユニーク

日本のアクセサリーは髪を飾る物と帯飾り(帯留など)が多数派
美の極致のような櫛・かんざし・笄(こうがい)の見事さは言いようがないほど。
kusi24.JPG  IMG_20060925_2415_12_1_14_1.JPG

おみくじ山_1_1.jpgここ、金毘羅さんは悪縁切りの霊験ありと有名。
境内には、縁切り祈願のおみくじを貼り付けた、このような石のトンネルが有ります。
ここをくぐると願がかなうらしい・・・
貼り付けられたものを見ると、

『私〇〇子と◆◆男の縁が切れますように』等と生々しい言葉が書き連ねてありました。

私達の衣装も、祖母のお下がり・母のお下がりです。

祖母の若い時、大正昭和初期の絽の染帯は「まっピンク」ともいえる

鮮やかなローズピンク、渋めのつむぎにこの鮮やかな色で

ぐんと若い衣装になって効果満点。

kusi83.JPG

9月末とは思えないお天気と風俗衣装の艶やかさに興奮気味の半日

“祇園小石”のかき氷で口・喉も満足満足

IMG_20060925_2437_17_1_22_1.JPG

Comment:0

Comment Form

コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。

Remember Me?

Trackback:0

TrackBack URL for this entry
http://blogkyoto.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/1
Listed below are links to weblogs that reference
櫛祭り from 京都 着物散策ブログ

Return to Page Top