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April 10, 2005

お声明 大原 宝泉寺 勝林院

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「お声明」をご存知ですか?
大原の山里に繰り広げられている声明は梵唄(ぼんばい)とも言われる、み仏を礼讃する仏教音楽のこと。グレゴリアン聖歌と並び称せられています。

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朝霧の大原の谷々には、古来から声明が流れていました。大原を中国の声明の聖地の名から「魚山」と呼ばれ、谷を流れる2つの川も声明の音律(呂・律)にちなんで呂川・律川とするなど、いにしえの声明文化を伝承するのが今回のご紹介の「勝林院」です。グレゴリア聖歌と比べられるほどの荘重な韻律の仏教音楽・お声明は、本来は 仏教の法要で誦されます。(近年はコンサート形式で上演もされています)

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もし浄土が有るとすれば、このような音に満たされた、音楽として現出したような心地を満喫のひと時。
午後6時を過ぎた黄昏時、日の光が力を潜め 夜が目覚め グレーから徐々にモノトーンが濃くなるころ境内に篝火が焚かれ、はぜる音 薪の燃える匂い 鶯や、小鳥の巣に戻る声音 が前奏。お灯明だけになった堂内は、不思議に心鎮まる陰影礼賛の世界。

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僧衆達が入堂し和語・漢語・梵語の3種類の声明が誦される習礼が行われます。
また年によっては、1千巻のお経を読む代わりに、折り畳んだ経文を パラパラパラっと(アコーディオンのように)上下に開き閉じ最後に経机にばんっと叩き付けるように置きます。その勢いで堂内に法力満ちた経文の文字がうわっーと撒き散らされ 参列者に降り注ぐといわれる「転読」も行われます。
曲が進むと共に、闇が深く時折のドラと撥音以外は僧衆の声のみの世界、身も心も包まれ、委ねる内に法要は終わります。

投稿者 blogkyoto : April 10, 2005 12:27 AM

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